僕は嘘つきに生まれました。
昨日も今日も明後日も嘘に埋もれた人生を送る
嘘しかない僕は気持ち悪くて醜いのです。
でも嘘をつかない僕はもっと醜い。
学校では友達に社会に出てからは周りの人全てに
僕は嘘をつく。
そもそも本当の僕は友達なんて要らない
遊ぶのはおろか話す時でさえ気を遣って嘘をつく
友達なんて物は壊れやすいくせに高級な物だと知る
都合よく人を使いたい時に友達なんて呼ぶ友達
友達は魔法の呪文じゃないんだ
僕は多分おかしいんだろう
友達なんかより1本のタバコの方が価値があると
思てる。
灰に変わるだけなのに。
いずれ人も灰になるのだけど。
この期に及んでだけど
僕は寂しがり屋なのだろう
こんな事書きながらまた
人に嘘をつき今日も自分を慰めて
目を閉じる
嘘つきの神様がいるのなら
僕を無かった事にしてほしい。
なんて言ってみるが
これも嘘だろう。
死にたいって気持ちと
生きたいって気持ちを
半分づつ抱いて
お願いするだろう。

なんて短く長い夜だろう
こんな事を考えてる僕はやっぱり
寂しがり屋なのだろう。
明日が来ませんように。