助手席に乗るのが好き。
運転するのがあまり得意ではないというのもあるけれど、
外の景色を眺めることができるから。
手にはカメラ。
いつでも撮れるように起動させておいて。
人は撮りたくない。
自分が撮られる側だったらイヤだから。
建物もできるだけ撮りたくない。
視線は自然と空へ。海へ。山へ。川へ。
通り過ぎていく景色の中の特別な一瞬を探す時間が好き。
帰宅してから、撮った写真を見る時間も好き。
いいなと思う写真があってもなくても。
ほかの人から見て「?」な写真だとしても。
その瞬間をまた感じることができるから、好き。