週刊マーガアレット 1977年46号掲載


新小岩の「竹の湯」の婿養子の竹中晋助が亡くなった。


遺された家付き娘の母・竹子と、女の子好きの長男の松吉、女性アレルギーの二男の杉作の前に、晋助の隠し子・まさきが現われる。


ボロボロの服に汚い体を洗って見れば、女の子。

まさきの母親は10年間入院していて、その間施設で育った。


そのせいでファッションや言葉づかい、教養・家事の類がまったくできてないまさき。

兄弟は、なんとかしようとまず美容室にまさきを預ける。



松吉がファッション担当、杉作が勉強担当でまさきを教育。

杉作の女性アレルギーも妹のまさきには出ず、居心地がいい。


まさきは、杉作は好きな女性にもアレルギーが出てしまうと聞いて、なら自分がいちゃついて女性への免疫を付けようと考える。


いってらっしゃいとおかえりなさいにキスをするのが「妹とあやしい」と噂になり、杉作の好きな静の耳に入る。

杉作は、心配で来た静にキスしようとするが、アレルギーが出て、「もうついていけない」と去られてしまう。


まさきを本気で好きなことに気付いた杉作は、まさきを避ける。

杉作に嫌われたのが悲しくてしかたないまさき。

その様子を見て「恋」だと気付く母。


そして晋助の四十九日法要。

晋助の友人の酒井が外国から帰ってくる。

法要のあと、和尚が預かってた遺言状を読むと、「隠し子がいるというのは嘘。本当は友人の酒井の子供だ。まさきが来たら、酒井に連絡してくれ」という内容。


本当は兄妹じゃなかった。


「まさきを嫁にする!」と宣言する杉作だが、まさきはこっそり家を出ていた。


追いかける杉作。

杉作にまさきをゆずれない松吉。

まさきは自分の娘だという酒井。

いまさら渡せないと母。

皆を巻き込んで大騒ぎになる。