かつて、人気女性誌のエステティックサロンの特集を信じて、大手サロンに行ったことが1度だけあります。「トライアル1000円」という言葉に乗った私がバカだった。
どうしても気になる「部位」があって、恥ずかしさを我慢してサロンに行きました。「お試し」で全部無くしてしまおう、という魂胆があっことは認めるけど・・・
まず、着いた途端、トライアルだって言ってるのに、なんとかスコープで体のいろんなムダ毛や毛穴をドアップで見せられ、「私、このままじゃいけない」と思わせる。
いよいよ脱毛。下着脱いで、なんで必要かわからないけど目隠しされて、抜き始める。結構痛い。いや、かなり痛い。場所が場所だけに。
数本抜いたところで、甘いささやき。「こちらのコースをお選びになると、今なら大変お安くなっていますよ」と。
こっちはそれどころじゃなく、すでにトライアルということを忘れかけてくる。今度は脅し文句。「一部だけ脱毛すると、脱毛しない部分が目立ちますが、それでいいですか」と。
別に誰にでも見られるところじゃないから一部だろうが全部だろうがどっちでもいいのに、思考能力を失いつつある私は、催眠術にかけられたように、「それはまずい・・・」と思ってくる。
そして、最後には、「月々たった数千円でこのあたり全部抜けますよ」と、殺し文句。私はすっかり「月々数千円なら何とかなるな～」と思って、まだ痛みを感じつつも、「いいわね」なんて言ってる。
そして、脱毛終了。歩くのもままならない状態で服に着替え、料金の支払いへ。
そこに、悪魔の契約書が出される。「月々数千円」ということと「痛み」しか頭にない私は、契約書みたいな書類にサインして、ローン契約を結ぶ。細かい説明なんてよく聞ける状態じゃない。トライアルはもうどっかに消えてしまっている。
・・・家に帰る。横になる。痛いけど、確かに抜けたムダ毛もある。痛いのさえ我慢すればこれはいいかも、とまだ大変なことになっているのに気付かない。
何日かして、母がやってくる。「エステサロン行ってるんだ」と言いながら書類見た母は
「あんたもお金あるね。20万かけるなんて」・・・。
20万?いや、月々数千円のはずだ。そんな馬鹿な、と思ってよーく書類を見ると・・・
カラダが凍り付く。確かに総額20万円。
話が違う、と思ってすぐにサロンに行って「やめます」と言っても、何のかんのと契約解除しようとしない。「一度サインしたじゃないでか」みたいなこと言われ、この前行った時とは別人のような態度。
「総額の話なんか聞いてない!」と言っても、らちが明かないので、こっちも「責任者出せ!」。
そして粘ること2時間、ようやく契約解除にこぎつけた。
私の、エステサロンに対するイメージは憎しみになった。
それはね、一部のサロンのことかもしれませんよ。でも、催眠療法みたいな手口はアンフェア。そういえば、エステはトラブルが多いので一般のクレジットカードは店側が使えない、って聞いたことある。だから、ローン契約なんだ。
ただ、脱毛の技術とかノウハウまでは否定しません。ちゃんと抜けることは抜けたから。
なので、訪問は二度としないと誓ったけど、ノウハウを生かした製品は、試してみて良ければ、購入します。それが私のスタンス。サロン考えている方、除毛・脱毛の口コミサイトとかも参考にしていろんなことよく確認してくださいね。単純にお金のこと考えても、私は、家でできることは家でした方がいいと思うな。永久脱毛したい人は、すみの隅まで調べてからにしたほうがいいですよ。
永久じゃなくてもいいという方には、アンジェリカブラジリアンワックスならデリケートなトコロも使えるし、デリケートな部分でなきゃ、パイナップル豆乳除毛クリームの効果、エピサラの効果は確かだと思うし。
私が「除毛・脱毛情報局」なんてブログを書くのには、そんな背景があったからでーす。
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