PVは晴天しか発電せず
狭小都会生活は、建物間の谷間風のほうが多いと思う。
マンション向け家庭用蓄電池の常設化の普及は遅く、
HEMS,BEMSの言葉すら聞かなくなったご時世。
もっと身近に・・・・
3kWクラス程度までのポータブル電源商材が増えてきた。
直に付けられる発電装置があるといいですね。。。
というわけで、
水力や風力で発電できる
ブレードと、ジェネレーター作りを
1年前から細々と進めていました。
今回は 風をテーマに、サボニウス型風力発電からスタート。
まずは、コイル作りから。
可塑性ボビンの手作りは6年ぶり。
3Dプリンターで作成し、軸部分を勘合するとコイルボビンになります。
当初、ワイヤを1層毎に瞬間接着剤で固めながら作る方法で
進めていましたが、1層8ts巻きで 14層整列密着巻きが
出来なかったぁ。
10層目あたりから巻き崩れ・・・・
LCRメーターでRdc,Rac値を見るより
Q値だけで 心の乱れ100%バレます。
(綺麗に巻くには1個30分ぐらい集中します)
各コイル112ts巻きました。インダクタンスは240uH程度です。
ウレタンワイヤ(≒エナメル線)の断面積はφ0.48相当ですが
今回は2UEW150/0.04のUSTCを用いているので、
若干巻線が潰れて、かなり密着したコイルの完成です。
コイルブレード部分PLA材を用いて4分割して作成
4個をパッチンで組み上げるとこんな感じに。
コイルボビンをブレードに挿入して中央のPLAでパッチン止めします。
(実は、接着剤を一切使っていません。ここまで、すべて勘合のみです)
結線が見えないようにカバーも3Dプリンタで作成。
簡易実験からスタートなので磁石はDAISO品(3個入り)を使用。
(今は2個100円ですね。。。。。)
本番用のネオジムは、直径18mm厚み4mm品
(品番:ND0132 : JPY@188/PC)を株式会社マグファインへ33個発注中。
MDF4mm厚みに2.5mm厚みの固定穴にネオジムを
・N極 ・なしS極に圧入(ここではウルトラSU接着剤を使用)
下段のマグネットブレードの上にコイルステーターをねじ止め
した状態はこちらです。
発電状況は動画をご覧ください。