調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門鍼灸 宗気堂 八木沼です。(^O^)
今日はまさしく五月晴れですね。愛車の点検修理の間にブログを書いてます。
体も車も定期的なメンテナンスが必要ですね。
私の患者さんの中には、治療に見えた時「今日はいかがですか?」と
訪ねると「特に辛いところはありません」という方も時々いらっしゃいます。
実はこのような時は、私は信頼されているんだなと思い素直にうれしいです。(^-^)/
私は、患者さんの問診はしっかりと行いますが、
最終的には身体を検査して治療の方針を決めます。
ですから、たとえば何処も辛くなくても体を検査すると、
問題があるところがわかります。
つまり、患者さんの自覚症状も参考にしますが、
私は患者さんの体を検査して異常があるところを
見つけて治療をすることで結果的に体は良くなっていきます。
ですので「辛いところありません」
といって治療院にいらして、私に体を預けていただけると、治療家冥利に尽きます。(^O^)/
さて、今回は「フクラハギ」がつって痛みで動けない。というテーマです。
「ふくらはぎ」は膝から下の裏側の筋肉で、正確にはヒフク筋、ヒラメ筋ですね。
ヒラメといえば、私の子供が小さかった頃に、この魚の名前は何?
と聞かれた時があり私は、えーと?ヒラメかカレイどちらかと思ったのですが断言できませんでした。
後で調べてみると、「左ヒラメに右カレイ」と言って、背びれを上にして
魚の目が左にあるのがヒラメ、右にあるのがカレイとありました。
しかし、これを知ってから今まで聞かれたことがなく、
魚の知識を自慢できずにさびしいです。
さて、人間の成り立ちで、以前は魚であったとありますね。
このようなこともあり体の解剖学の名称として魚に関する名前があるのでしょね。
「鱗」ウロコや「鰓」エラという解剖学用語もあります。
またまた脱線してしまいました。^^
本題に入りますね。フクラハギがつって痛みで動けない、
という経験のある方は多いと思います。
原因として考えられるのは、
冷え(これから冷房を入れる機会が多くなりますので気を付けてくださいね)
次に、カリウム不足(足のムクミや高血圧、腹水等で利尿剤を服用している方)
次に、肝臓の影響(特徴としては夜間に頻繁にフクラハギがつります。右側が多いと思います)
次に、足や骨盤に問題があり普段から、フクラハギに負担がかかっている方。
次に、意外に多いのは、朝、目覚めたときに足の指を曲げる習慣(足指で、グーをする感じ)
そして、対策です。
冷えが原因の方は冷やさないことですが、今まで足が冷えて辛い経験を
されている方は、いろいろと試していると思いますので、試してなさそうなことを書いてみます。
まずは、暑かった日こそ、お風呂に入り全身を温めます。
(私は半身浴はお勧めしません。首まで短時間でも良いですので
お湯につかっていただくようにお話します。首や背中を温めることで足も温まることがあります。
体の体温中枢は延髄(後頭部の下辺)にありますので、首まで温めてはいかがでしょうか。
又、皆さんご存知の足湯もお勧めです。
この時にお湯の中に塩を少々(コショウは要りません←ココ笑うところです^^)
また、座位の時間が長い方は座りながら足首を曲げたり、伸ばしたり、回したりしてください。
くれぐれも貧乏ゆすりにならないように気を付けてください^^
どうしても足の冷えがとれない方は、歩くことが少ないことが考えられますので、
定期的な散歩も必要かもしれません。
次にカリウム不足なのですが、利尿剤を服用している方は医師に相談してください。
利尿剤を服用してなくて、カリウム不足の方は
ミネラルの補給やバナナ(果物の中ではカリウムが豊富です。
マラソンの途中で良く食べている映像をご存知ですよね)
次に、肝臓の関係からフクラハギがつってしまう方は、
お酒の飲み過ぎや過労、ウイルス感染(主にC型肝炎)肝硬変、肝臓の腫瘍等あります、
特に夜間に頻繁にフクラハギがつる方は医療機関にての検査を一度されると良いと思います。
次に、足や骨盤に問題がある方は信頼できる整体の先生に診てもらってください。
オッと、これではいけませんね。それでは自分でもできる対策です。
足や骨盤に問題があるといっても
、筋肉をよくマッサージすることでも解決することがあります。
自分でフクラハギをマッサージするのは難しいですので、
「スネ」の筋肉をよくマッサージしたり
足の裏の筋肉やツボを刺激するとかなり楽になります。
足の裏をもんだり、ツボを自分の指で刺激するのは、
疲れますし、肩もこりますので、指の代わりに栄養ドリンクの空き瓶(リポビ○ンD)等を
足の裏でコロコロすると、フクラハギも楽になります。
次に、朝、目が覚めて足指で「グー」してフクラハギがつってしまう方は、
朝、目覚めたときに「グー」ではなく手前(自分の方)に動かしてください。
もし、足がつってしまった時は、足の親指を手前(自分の方)に強めに引っ張ってください。
軽くなるはずです。
自分で引っ張れないときは誰かにお願いしてください。
誰もいなくで、自分でも引っ張れないときは、苦しいと思いますが、痛みがなくなるまで我慢して、
くれぐれも足指を「グー」しないでください。
今回は少し長くなってしまいました。お付き合いありがとうございます。
さてさて、こうして車のディラーにいても冷房が入ってますので、なんとなくフクラハギがつりそうなので
今回はこのへんで。
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事はこちら 鍼灸・整体 宗気堂