GW前半の出来事
嫁とどっか行こかって事で、一泊で行ける距離を考えたら、嫁が意外と福井県にはあんまり行った事がないと。
旅に出る時、私はその場所の食べ物を中心に行動を考えるけど、嫁は寺社仏閣を中心に考えはる
そやからそこに目に見えん主導権争いがあり、分らんように段々自分の方に寄せて行く戦い（コタツの中で分らんように足を蹴るみたいな）があり、私の広い心と、嫁の慈悲で成り立っている
知らんけど
知らんけど当日の朝に京都を出発して、１６１号線を北へ
湖西道路を降りて高島へ向かう途中にある、鳥居が琵琶湖に立っているのが白髭神社
でも昔からかなりの数程その前を通っているけど、寄った事は一回も無かったので、朝で空いていたので寄ってみた
最近は有名になって、かなりの方でいつも混んでて、鳥居を見るために横断する人の事故が多いらしい
中は結構広いのね
鳥居を写す展望台から
朝からプチ登山
そこからは、ちょっと疲れてうたた寝してる嫁を横に乗せて、越前まで
この日の嫁のメインイベントの、北陸道総鎮守 越前国一之宮 気比神宮に到着
地元の人は、「けいさん」て呼ぶんやて
嫁が「ここの鳥居はカッコいいわぁ」て言うてたけど、私には正直分らん
雨女の嫁でもこの日は晴天で良かったな
お参りして御朱印帳書いてもらって、神社の隅々まで見て、これで嫁のこの日のミッションはほとんど終了らしい
それがあんまり長かったら、「車で待ってるわ」と言って、嫁の気が済むのをひたすら待つというのが私達のパターン
時間はちょうど昼飯時で、嫁が行った事がないという、ソースカツ丼のヨーロッパ軒の予約を取っておきましたよ
嫁の神社のターンが終わって、私の食べ物のターンなんやけど、もちろん嫁も喜ばなアカンというミッション
結局全部嫁やんか
敦賀ヨーロッパ軒中央店
ヨーロッパ軒と敦賀ヨーロッパ軒は違う経営らしいけど、メニューはほぼ一緒
エビ丼
嫁はミニカツどんとビール
嫁が言うには、「神社へお参りに行く時は飲んだらアカンねん。」と
裏を返せば、「私はもう終了」と言うてはるやな
ヨーロッパ軒のソースカツ丼は、たまに無性に食べたくなるね
そこからまた嫁が行った事がないという、一乗谷朝倉氏遺跡へ行ってみた
前に旧中山道さんに連れて来てもらって、これはスゴイと嫁にも見せてやりたかったので
かつて越前朝倉氏が約１００年近く統治した城下町で、応仁の乱で荒れ果ててた京都から文化人などが移り住み、最盛期には一万人以上がかなりの文化水準で生活していたらしい。
各家に井戸が掘られていたほど栄華を極めていたけど、織田信長に一族郎党すべて滅ぼされ、その後４００年間その存在を知られる事がなかったんやて
結構上まで歩いてみた
途中で五代目朝倉義景の鎧武者の格好をしたボランティアの人に会って、一緒に写真を撮ってもらったり、一乗谷遺跡の事を教えてもらったりして、聞いたら京都の人やった
こういうトコで強いのはやっぱり関西人で、他の人は遠目に写真撮ったはるだけやったわ
前回来た時よりかなり再現されてて、同時に発掘調査も進んでるみたい
一乗谷を出る所の下城戸
一乗谷朝倉氏遺跡は縦に長細い形をしていて、城下町の上下の入口が狭まって、こういう城壁で守ってたんやて
当時最先端技術
夏草や 兵どもが 夢の跡
福井駅へ向かいます