高松での一晩が過ぎ、この日は高知で昼飯を食って、うまいこといけば九州に渡ろうかと
午後4時に、高知の西の端の宿毛(すくも)という港からフェリーが出ているらしく、それに乗れればええなと思い出発
あっその前に、高松でちゃんと旨いうどんを食わんと心残りになるので、昨晩寝る前に、朝からやってるうどん屋を調べといたんで、朝ごはんに食べに行こうー
としたら、ケンちゃんのバイクのエンジンがかからへんやん
昨日の湿度でプラグがかぶり、この日の朝の寒さでバッテリーが劣化してしもみたいや。
プラグを磨く金ダワシが売ってそうな所を調べたらダイソーが見つかって、開店時間は10時からやと
動かんもんは仕方ないし、バッテリーが回復するためにケンちゃんのバイクを太陽が当たる所に置いて、それまでににけつでうどん屋さんへ
朝から行列が出来てるで
手打十段 うどんバカ一代
かまたまバター
昨日のとは全然違って、これぞ讃岐うどんやん
ルルちゃん、旨かったで~
10時前にダイソーへ行って、正月の4日やから開くか心配やったけど、10時を少し過ぎた頃に開店して金ダワシget
プラグをゴシゴシ磨いて、気温も上がってきて、見事エンジン点火
待ってろ高知
四国の真ん中は山ばっかりで、高知へ行くには20個連続のトンネルをクリアせなあかん
高速道路で向かったけど、下道やったらえらい事になっていたと思う。
なんせ2人とも初高知なもんで、ここらの地形とかまったく分かってない
2時間以上は走ったか
土佐の~高~知の~はりま~やぁ~ば~し~で
日本ガッカリ観光地の一つのはりまや橋で、はしゃぐおっさん同士
高知もチンチン電車が走ってて、思ってたより都会やった
そこからすぐの所にある、高知の食やお土産がいっぱい詰まったひろめ市場へ
夕方の4時のフェリーに乗ろうと思ったら、ここでの昼ご飯タイムが30分しかなくて、そのフェリーを逃せば翌日の朝8時まであらへん
どうしよどうする
高知グルメを堪能したいし、もう明日でええや~ん
フードコート形式で、テーブルを押さえてから好きなもんを買いに行く
高知と言えばやっぱりカツオのタタキって事で、やいろ亭で塩とタレの両方注文して、出来上がれば持ってきてくれる
本場のタタキ旨ー
高知は餃子も名物らしく、焼きと揚げの間ぐらいで絶妙やわ
あおさの天ぷらも旨かった
ひろめ市場のすぐ隣が高知城で、土佐さんぽにブラブラ行ってみよう
じゃこ天
歩いたらまだ足が痛くて、天守閣まで登ったら終了しそうなんで断念
高知のおなごの言葉がまっこと可愛いきに、いちごのメロンパンをつい買うてしもたぜよ
あかん、高知弁にやられてしまう
このジンジャーエールは400円近くしとった
ひろめ市場へ戻ってきて、〆はマルゲリータや
足は痛いが、胃は丈夫
ピザを食ってから、この日に泊まるホテルをトリバゴで検索して、明日の朝にフェリーを乗る宿毛までGoーー
宿毛は高知の西の端にある街で(高知市は真ん中ぐらいの南側)、釣りをしに来る人が結構いた。
ひろめ市場でも買ったけど、ホテル近くのここでもお土産買って帰ろ
ホテル アバン宿毛
とりあえずチェックインして
値段は変わらんけど、昨日よりええホテルや
このホテルからフェリー乗り場までは10分ぐらいやけど、もしケンちゃんのバイクのエンジンがかからん時の為に、乗り場前にケンちゃんのバイクを停めさせてもらいに行こう
と向かってたら、雨がしとしと降る、月明りも電灯もない真っ暗な道で、急に左右に動くテールランプ
瞬間、前を走っていたケンちゃん、いってしもたと思った
視界がきかん所に、いきなり90度のカーブが表れた
やばかったなぁ
どうもなかって良かった
事情を話して、フェリー乗り場にバイクを置かせてもらって
私のバイクでにけつして、晩御飯を食べに宿毛のメインストリートまで
想像以上にえらい田舎やったわ
正月明けというのもあるけど、場末感満載の居酒屋がチラホラしかあらへんがな
結局ホテルまで帰ってきて、併設されてあるトンカツ屋さんでの晩御飯を
ホテルの外にある無料のコインランドリーで洗濯して、乾燥するのを待ちながら夜は更けて行きました
この日のデザートのプリンを食いながら