
早見和真 朝日新聞社出版 2025.3.30
長谷川十和は、中学受験のために塾に通っている。
本人の希望ではない。(中受って親主導だよね。笑)
だから、希望校なんてない
マイペースだけど楽しい母がいて、優しい父がいて、
かわいい妹がいる。
でも、十和には居場所がないように感じている。
私がいないほうが家族がうまくいくんじゃないか。
そして、遠く大阪の中学校を受験すると宣言する。
ときどき十和が連絡を取ってる人がそうじゃないかと想像しながら
(作品の肝なのでだれかはいえません)
一気読みしました。
親友の野口も、先生のキノッピーも、そして父の受験の伴走も
あえてほっといてくれる母も、
受験を乗り越えてちょっと大人になった十和にはちゃんと愛に感じられる。
少女の成長物語です。
そして「店長がばかすぎて」の武蔵野書店が出てきます
わりとがっつり。
同じ作者だもんね。
おもしろかったです。
一応、YAにしましたが、小学校高学年から読めます。