大きな壁の中は冷たく湿っていた
静かに息づいていた ぼくは、ぼくは…
いつも誰をさがしているの?
この目で追いかけて
まだ見ない世界へと導かれるだけで
ひとりじゃないのに「淋しい」だとか
手を伸ばすこともせずにいる
ことばじゃなくてもいいから
ぼくにつばさをください
ぼくを知るために
空へと 飛びこんで
もうひとりのぼくをさがす
見え隠れする世界に紛れてみただけ
ことばじゃなくて態度じゃなくて
抱きしめるだけでいい
「淋しい」だとか
手を伸ばすこともせずにいる
ことばじゃなくてもいいから
ぼくにつばさをください
ぼくを知るために
そしていま、
ぼくは ぼくを突き抜ける
Comment
まだ未完成
曲とか詞ができるときは、たいてい同時です。
自分が歌いたい詞を歌いたいメロディで奏でる。
そのほうがそのときの想いとか感情とか拾ってあげられる。
これができたときは、
「自分」を知りたかったんだと思います。
自分って何者なんだろうか。
世界とどのように向き合っていけばいいんだろうか。
なにもわからないから、なんにもできない。
なにもはじまらない。
たぶんこの曲の作成によって、
「自分の想い」という表現ができるようになったと思います。
ー曲の簡単な解説ー
このうたでは、登場人物がひとりしかいません。
「誰をさがしているの?」
「つばさをください」
「抱きしめるだけでいい」
すべては自分のことです。
自分がさがしていたのも、
自分につばさを与えるのも、
自分を抱きしめるのも、
すべて自分なんです。
だから、
もっと自分を超えなければならない。
そう思うんです。