BのLな妄想のお話です。お気を付けて。
「相葉くん、今日飲まない?」
「あ~、うん。今日はそこまで遅くならないと思うから」
「じゃ、いつもの所で」
かなり久しぶりのサシ飲みの誘いに、
もしかしたらこのまま二人で飲むことはないのかも
なんて思っていたから、ちょっと驚いた。
しょうちゃんから いつもの所 に誘われると、
にのは 仲の良いメンバー を演じている俺を見る。
何もかも分かってる?
それとも探っている?
「じゃ、また後でね」
探るような見守るような視線から逃げるように
楽屋をあとにした。
"最初の頃"は、どうして俺なんだろうって思ってた。
"次第"に、誘われるのを心待ちにしていた。
"最近"は、もうこれで終わりにしようって思う。
これ以上は…
しょうちゃんに、嵐に、いろんな人に
迷惑をかけてしまう。
物理的に距離を置けばいい。
触れなければ、見なければ、話さなければ。
そう思うのに
誘いを断る事なんて出来ない。
「相葉さん、着きましたよ。
明日の迎えはこちらでいいですよね」
「うん、お願い。お疲れ様!」
今日は久しぶりだから…
だから、今日は…
次で。次を最後にしよう。
15周年頃の妄想話です