
アサーティブは
コミュニケーションの技術です
自分も相手も尊重し
その上で
伝えたいことを
伝える。
看護協会も推奨しています。
でも
アサーティブを
使いこなしている
看護師は
現場では
なかなかいないです。
使いこなして
いる看護師は
やっぱり
周りから一目
置かれている。
コミュニケーション能力が
高いなー
指導が上手だなー
と思う方を観察すると
必ずアサーティブな
伝え方をされている
素敵だと思う。
私もその方々を見習い
アサーティブな対応を心がけ
日々練習しています。
いいなと思った
例があるんですが
"要望が多い患者さん"
への対応で
自分が忙しく他に優先するべき
業務を抱えており、すぐにその要望に
対応できない時とか
または
要望が多く出続けてしまい
看護師が疲弊してきている時とか
よくありますよね
こういう場合
だいたいの若手の看護師は
患者さんの要望通りに
対応しています。
患者さんの要望を聞き続ける。
自分の伝えたいことを
なかなか伝えられず
不満を抱えながらも
患者さんの対応をする。
心の中は焦りと不満で
いっぱいになっています。
私がそうでした
こちらがノンアサーティブな対応です。
そして
たまにいる癖が強めなベテラン看護師は
時として患者さんに怒ります。
「もうキリがないからいい加減にして!
看護師は小間使いじゃありません!」
と怒ることもあります。(実話)
こちらがアグレッシブな対応です。
じゃあアサーティブな対応とは?
いろんな伝え方がありますが、
これはいいなと私が思ったのは
『○○さん。○○さんのお話をしっかり
聞きたいのですが、
少しいま時間がとれなくて・・。
一番やってほしいことは
どれになりますか?
また時間ができたら
すぐ○○さんのところに
来ますね。』
が素敵だと思いました
こう伝えられたら患者さんも
極端に嫌な思いをしない。
尊重されていると感じ、
尚且つ看護師の事情も伝えている。
患者さんの要望を聞けないとき
看護師は患者さんにいじわるがしたい
わけじゃない
患者さんが要望をたくさん伝えるのは
看護師を困らせたい
わけじゃない
言葉ひとつで
敵対関係にもなってしまう
言葉ひとつで
信頼関係もつくっていける
話す言葉ひとつとっても
そこには技術がある
ちなみにアサーティブができていないことが
悪いわけじゃないです
知識として知らない場合ももちろんあるし、
アサーティブが使えない程に余裕がない
ときもあります。
私も出来ていない時もめちゃくちゃ
あります。
どうしてもアサーティブな伝え方が
できない気持ちになることも
あります。
人間だもの←え?
採血がうまくなるように
吸引がうまくなるように
処置がうまくなるように
伝え方もうまくなる
ただ伝え方は
自分のこころも
関わってくるので
難しいってだけです