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1分で読める映画感想~感じたままに~

新作・旧作関係なく、勝手気ままなフィーリングで、おすすめ映画を御紹介させていただきます
荻昌弘さんがボクの心の師匠です

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赤ちゃんて、ずっと見てても飽きないですよね



本作のルーニー・マーラは、まさにそんな感じ


ぼくの心は完全に射止められてしまいましたラブゥ


すごいなぁ、この胆のすわった役作り



過去の映画においてビジュアル的に記憶にないような屈折極まる特異キャラを


ニューヒロイン誕生とさえ呼べるような完成度と圧倒的なインパクトで、これだけ魅力的に表現している彼女とはいったい何者!?


確か本作と同じフィンチャー監督作品『ソーシャル・ネットワーク』においての彼女は、見た目的に正統なかわいさにあふれたお嬢様であったはずなのに


驚異的な分析力で謎を紐解いていく、心にトラウマを持つ天才女ハッカー

このリスベット・サランデルという役柄は

ルーニー・マーラという女優の外見的な特徴をいったん完全にイレースして


役作りというより

この映画の撮影時には内面すら完全同化をはたしていたのではないかと...


バイクで疾走する彼女は最高にクール、鳥肌が立ちました ダッシュ



もう一人の主人公

雑誌ミレニアムの責任者ミカエル・ブルムクヴィストを演じるダニエル・クレイグ

この人はこの人流で、煮たらいい出汁がとれそうな渋枯れ演技で対抗


強いボンド役とは違い

本作ではけっこう弱くてブレのあるキャラを演じていて、そこが人間臭くてきらきら!!


この二人以外のキャラの描き方もけっこうきちんと描かれていて


50年前の少女失踪事件及びその前後の猟奇殺人事件の謎解きが核で、その当時の鍵を握る人物達は総じて年をとっており、まり若い登場人物はでてこないのですが、他の出演陣の皆さんも総じて年の功といいますか、巧くて渋くて品格があり、そこが何だか怖いのですうぅ・・・




キャラそのものの魅了にプラスして、更に2つの違った観点からも本作は楽しめました


その①

極寒の北欧という特殊な舞台・閉鎖的な地で描かれる半世紀越しの謎解きの楽しみ



孤島が舞台であるとか、そこに住む一族の歴史とか、なんだか横溝正史作品をも連想させ、ダニエル・クレイグが金田一耕助とラップしてきたりもして...


そして、古典的ハードボイルド探偵小説のような雰囲気に加え、相反する最新技術による画像情報分析による謎解きが要となっていたります


塵に埋もれた50年前の写真や資料をアップルにダウンロードし、電子化された画像の中で丹念に謎を解き明かしていくさまは『ブレードランナー』の写真解析機が脳裏に蘇ってきました


ミカエルとリスベットが直接に出会い相棒を組む後半あたりから、謎解きがどんどん進みだして、気分が高揚してきます↑


その②

不覚にもミカエルへ恋心をいだいてしまうリスベットの恋の行方


自分以外の他人に心を許すことなど100%なさそうなリスベットの心をいとも簡単に開いてしまう渋枯れ男の懐の深さ


クリスマスの夜、リスベットがプレゼント片手にミカエルのもとを訪れようとするちょっと切ないラストの終わり方もキラキラ



それと

オープニング・クレジットの凝った作りとクールな音楽も最高!!


R指定の大人ど真ん中映画、原作上下巻のぶ厚さに比例した150分以上の長丁場映画とも付け加えておかなければ


原作第2弾のハリウッドリメイク版『ミレニアム 火と戯れる女』のルーニー・マーラの続投を切に願います おしまい