アベノミクスの第一の矢
「大胆な金融政策」でデフレ脱却。


金融緩和で市場にお金を供給することで景気をよくしたいということ。
景気がよい状態というのは、少しずつインフレになっている状態。

流通するお金が増えれば物価が上昇するはず。
物価が上昇すれば賃金も上昇するはず。


日本円が増えるということ対外的に円の価値が下がり円安が進む。
円安になれば輸出に有利。

輸出産業が外国から利益を得て日本国内が潤うはず。



アベノミクス第二の矢
政府が需要を創出「機動的な財政政策」

アベノミクス第三の矢
規制緩和による「成長戦略」

公共事業で景気に口火をつけるから
みなさんビジネスで稼いでくださいってことですね。



けれど国のねらいどおりに進むでしょうか?


確かに物価は上がっています。
でも賃金は下がっています。

円安になったら輸出に有利なはずですが、
生産拠点はすでに中国や東南アジアなどへ移転しているため
日本にお金が入ってくるわけではありません。



ビジネスをするうえで、いちばんネックになるのは人件費。

どこの企業も人件費を抑えるのに必死です。


きつい仕事を肩代わりしてくれるロボットが開発されています。

日本人従業員が解雇され人件費が格段に安い外国人労働者が採用されます。

コンビニも無人にしたほうが利益率が上がるといわれています。



すでに私は賃金所得に見切りをつけましたが、
これからますますそういう人が増えるでしょうね。