Son House "Death Letter Blues" | ヤッホイのブログッホイ♪ ☆動画リンク置き場☆

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サン・ハウスは、ミシシッピ・デルタ・ブルーズの代表的なブルーズマンの一人で、ロバート・ジョンソンにギターを教えた人とも伝えられている。
英語版wikiによると、サン・ハウスは、本名を "Eddie James "Son" House, Jr."といい、1902年にミシシッピで生まれ、1988年に亡くなったとのこと。

ややくたびれたアコースティックギターを力強く掻き鳴らし、左手にはスライドバーを付けている。殺気さえ感じさせる表情で、悲しい歌を歌いあげる。別のYoutubeの映像では、日本語字幕付きの彼自身のインタビューも有り、「ブルーズは気軽な子供の遊びの道具ではない、男と女の分かれや裏切りなど、心が苦しみ、このままでは何をしてしまうか分からないような時に、心で歌うのがブルーズだ」と語っている。
サン・ハウス日本語字幕付きのインタビュー映像はこちらです http://www.youtube.com/watch?v=eDQ9PhA1-aU

"Death Letter Blues"は、彼の代表曲の一つで、市販のCDは今でも容易に入手可能。1965年のセッション、と言う音源で聴けることが多いようだ。歌詞の内容は「今朝手紙が届いた、愛したあの娘が死んだ、急げ、急げ、と書いてあった、スーツケースを手に取り、道を急いだ、彼女はもう安置室の中だ、もうこの手に抱く女はいなくなった」という内容。


****かんたんに、用語について、自分の趣味と知識の範囲で*************
※ブルーズの歴史や分類は、アメリカにも多くの研究家がいて、細かいところでは意見が分かれているらしいので、「だいたい」でご理解を。

「ブルーズ」
・・・1800年代アメリカ南部の黒人奴隷が労働の合間などに口ずさんだ労働歌がもとになって発展したもの。

「ブルーズマン」
・・・ブルーズの歌い手や演奏者をこう呼ぶ。

「カントリーブルーズ」
・・・田舎の町中で演奏されていたブルーズで、音は泥臭く、貧困や恵まれない人生を歌ったものが多い。1900年あたりから発展したものらしい。アコースティックギターやハーモニカ、簡単な打楽器を使用したり、時には手拍子だけで歌うものもある。


「デルタ・ブルーズ、ミシシッピ・デルタ・ブルーズ」
・・・アメリカ、ミシシッピ州のミシシッピ川に囲まれたデルタ地帯(三角州)の地域で演奏されたブルーズ。多くのブルーズマンがここの地方の出身で、独自のスタイルを作ったということから、特にこう呼ばれる。特にカントリーブルーズのスタイルが中心の様だ。(電気楽器を使ったものは、都会のシカゴなどで多く演奏され、シカゴブルーズ、シティブルーズなどと呼ばれるらしい)


「リズム・アンド・ブルーズ、R&B」
・・・ブルーズが発展し、エレキギターなどを使用したバンド形式や、リズムが強調されたスタイルで、1950年代以降に発展したもの。シカゴを中心に発展したため、「シカゴブルーズ」という呼び名も有る。さらにテンポアップされて、刺激的で若者が熱狂したものを「ロックンロール」と、ラジオ番組のDJによって名付けられた。


「ホワイトブルーズ」
・・・白人のミュージシャンが演奏するブルーズのこと。

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