更新しねぇ間にストックしておいたネタが相当あるんで、
今日も、下品なババァがバイキングで皿に山盛りに盛るように
更新したいと思いますので、ドゾヨロシク。
(あぁ、若干古めの話題なのは、まぁ、ご愛嬌なカンジで)
滝田洋二郎監督の「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を
受賞したコトは、暗いニュースしかなかった最近の日本にとって
久しぶりに明るく喜ばしい話題を提供してくれたワケですが、
その滝田監督が次に撮った映画が「釣りキチ三平」なんですが、
いやぁ、知らないうちに公開終了ってど~なんだろうね。
有楽町じゃ、まだ「おくりびと」公開してるっつ~のにな。
で、まぁ、それを踏まえて。
タイトルの「釣りキチ」の”キチ”って、キチ○イの”キチ”だぜ?
ある物事や趣味に熱中する人のコトを「○○キチ」って言うじゃん?
例えば、クルマが大好きな人のコトを「カーキチ」って言うしさ。
この語源が「キチ○イ」から来てるってコトを知ってる人ならイイけど
「なんで”釣りキチ”って言うんだろう?」って言う人もいるでしょ?
でも、それを大声で「キチ○イの”キチ”だよ」って言う必要もねぇし。
そ~ゆ~曖昧さが映画の興行に影響したかどうかは、全く不明だけどね。
ちなみに、冷凍うどんでお馴染みの「カトキチ」は、また全然違う話よ。
同じ釣りの映画で、西田敏行主演でお馴染みの「釣りバカ日誌」は、
あくまで「バカ」だし、コメディだから、まぁ、ギリで許されるカンジ?
水島新二の「野球狂の詩」も、字ヅラを見れば「狂ってる」けど、
主人公が女の子っつ~トコで、なんとなく、ギリで許されるカンジ?
巨匠ジャン・リュック・ゴダール監督の名作「気狂いピエロ」も
巨匠の映画ってコトで、誰も文句も言えずに、ギリで許されるカンジ?
昔のタツノコプロが作ったアニメの再放送をMXTVでやってるんで、
最近、なんとなく見るんだけど、明らかに放送禁止用語だろうってトコが
無音になってたりして、当時はそのまま放映してたんだろうなぁって。
例えば、主人公が敵の基地(Notキチ○イの略)に乗り込んで行ったら
敵が日本中に毒ガスを撒くって言うシーンで「・・・・博士がっ!」って。
放映当時は、バッチリ「このキチ○イ博士がっ!」って言ってたハズ。
名作「みなしごハッチ」も、ヤバくない?今は「孤児」「遺児」だよな?
これから新たに始まるマンガや映画、アニメで、そんなタイトル付けたら
いろんな団体から、すんげぇクレームが来るコト必至じゃない?
まぁ、実際には、番組の冒頭で、現在の社会情勢にそぐわない表現が
一部あるが、放映当時のオリジナル性を尊重して、そのまま放映する旨を
キチンと表示してるから、問題はないのかも知れないけどね。
んで、「キチ」に代わる言葉を考えてみると「オタク」があるじゃん。
まぁ、熱中してるって意味では、あながち、当たらずとも遠からず。
それでも「オタク」だと、世界的にも「OTAKU」として認知されてるから
もっと狂気を含んだというニュアンスを込めて「ヲタク」はどうだろう?
「釣りヲタ三平」
人間国宝クラスの職人が作った釣竿や限定品のルアーとかを集めてたり、
いつドコに行けばナニが釣れるのかとかは非常に詳しいんだが、
有名なバスプロの生年月日や出身地、好きな食べ物、家族構成など
まったく釣りの役に立たないような情報までも暗記している。
また、その好きなバスプロが契約しているメーカーのウェアやキャップ、
釣竿、リール、サングラスまでを買い揃え、コスプレまでする始末。
実際に釣りに行っても、自分の自慢や能書きが長く、ウザがられている。
誰も相手にしないのに喋り続けているので、魚が逃げて、当然釣れない。
元々、勉強はデキるタイプなので、船舶免許も持っているが、泳げない。
「釣り狂い三平」
ある地方都市にある大手自動車工場で派遣社員として働く男、三平。
100年に1度と言われる不況のあおりを受けて、突然の解雇通告をされる。
病弱な妻と幼い息子を抱えながら、路頭に迷う三平。貯金を崩しながら
細々と生活を続けるものの、再就職先も決まらず、不安に苛まれる日々。
食料を自給自足しようと、近くの河口で釣り糸を垂らすと、素人ながら
大物が釣れる。それに味を占め、毎日、河口に向かうようになる三平。
次第に、食料の調達という目的を忘れ、釣りで現実逃避を図るようになり、
社会から自分を隔離するかのように釣りに没頭するようになってしまう。
妻と子供にも去られ、ただ一人、孤独に狂気の淵で釣り糸を垂れる三平。
現代社会の底辺に生き、精神まで犯されていく男を描いた社会派問題作。
「孤児ハッチ」
生まれてスグに新宿駅のコインロッカーに捨てられ、幸せ末広がりに
なるようにと「八郎」と名づけられた少年が、不夜城新宿を舞台に、
ホストやホステスから可愛がられたり、ホームレスと心を通わせたり、
2丁目のゲイの方々から狙われたり、所轄の警察官と悶着を起したり、
時には日本人ヤクザや中国人マフィア等を相手に大奮闘をしたりと、
逞しく成長しながら、顔も名前も知らない母親を探すというストーリー。
ジャニーズJrを使ってTBS系列でドラマ化するとかしないとか。
既に、監督として三池崇史にオファーが行ったとか行かないとか。
もし、この企画に乗ってみたいと言われる方がおいでになりましたら
ご一報ください。実現に向かって積極的に働きかけたいと思います。