悲しい事があったので、記事を書きます。
好きな本をどこで買いますか?
近年は書籍もデータ化が進み、本屋さんで本を買わない方も多いですかね?
私は本の手触りが好きなので、近所の本屋で本を買います。
都内に住んでいますので、主に秋葉原や新宿の本屋に、たまに神保町や青山の方の本屋に行くのが楽しいです。
洋雑誌などの写真を見るのも好きだし、国内の女性向けファッション関係の雑誌も毎月買います。
漫画も気になったのがあれば、とりあえず一巻、二巻と買っては読み、同様に小説も気になったら手にしてみる。
新刊を探しに本屋に行く、なんだったら毎日。
そんなタイプの読書家です。
10人、20人、そのぐらいの作家を追いかけているのであれば、著者のHPやSNS等をチェックしても良いかもしれない。
でも、50人、100人、そんな人数になってくると、見るのが面倒くさい。
10年20年追いかけてる作家で、HPやSNSをやっていない人も居る。
作品を楽しむ上で、作家の事を知る必要も別に感じたことが無い。
そんな私だからでしょうか・・・悲劇が起きました。
丸山くがね著、「オーバーロード(OVER LORD)」。
ふとしたきっかけで、真っ白い表紙のオーバーロードの画像を見かけました。
タイトルは「亡国の吸血姫」と言うそうで。
あれ?新刊かな?本屋に急がなきゃ!
とにかくワクワクしました。
しかしその見つけた画像の後に目に入ってきたのは、何やら不穏な情報。
価格がおかしい。
調べてみると、10万、15万、18万・・・何が起きてるのか、これは新刊ではないのか?
漠然とした不安を胸に、詳細な情報を集めて分かったのが、これはアニメ作品のオーバーロードDVD全巻購入特典で購入できる本だったようです。
私がこの本の存在を知ったのは、つい先日です。
応募期限はとうの昔に終わっていました。
この本の情報、オーバーロード13巻発売時の帯やチラシに載ってましたか?
1年前の事なので、まったく記憶にはありませんでしたが、著者が書いた本を購入出来ると書かれていれば、おそらく私なら見逃してはいない筈だ・・・
そんな大事な情報を見落とす事など無いはずだ・・・しかし現にその本は存在している。
13巻の巻末の広告にも、書かれてはいない。
著者のあとがきで、「さて、次巻は二〇一九年の内に出したいと思っておりますが、その前に一つ長いものを書かないといけないので、」とありまして、当時私は何らかの仕事を受けたんだろうなぁぐらいにしか思っておりませんでした。
「亡国の吸血姫」の事だったんでしょうね。
13巻に挟まれているチラシ等で、「亡国の吸血姫」に関する情報が書かれていたのにも関わらず、見落としたのであれば、それはもう私の責任です。
何も言う権利など無いです。
しかし、おそらくそんな小説の詳細な情報は無かったはず・・・はず・・・
そもそも、この小説を手に入れる為には、アニメ作品のDVDを買う必要があったので、3万円ぐらいは必要だったでしょう。
当時、この情報を知っていたら、おそらく大いに悩んだでしょう。
買わない選択をしたかも知れません。
しかし、買う選択も与えられなかった現状、ただただ悲しい思いをしています。
本が読みたい。
なのに、作品の原作者の本を抱き合わせで販売する・・・あんまりにもひどい話です。
著者のツイッターにも初めて目を通しました。
なんだかただただ悲しい思いを抱きました。
本屋で新刊を探して買う、私のようなファンは、エンターブレイン(KADOKAWA)と著者にとっては、客でもファンでも無いとでも考えられているんじゃないだろうか・・・と。
私は、作家が書いた文章や漫画は好きです。
しかし、アニメ化や小説等の漫画化等はあまり好きではありません。
それらには著者はほとんど関わらないからです。
出版社が勝手に進めた商売であり、原案だろうと、原作だろうと、他人が作った二次創作、そんな風に感じるからです。
プロが作ろうとも、ファンが作ろうとも、著者が制作する訳ではない。
面白くなる場合も沢山あるとは思いますが、いまいちに感じることも少なくは無いので、好まなくなった感じです。
だから、アニメや漫画化の方面から情報を得ることも出来ませんでした。
特典などで書き下ろした物は、丸山くがねさんは後々まとめて販売するようなのは嫌いなようで、この「亡国の吸血姫」も書籍として本屋に並ぶことは無いのでしょう。
少しだけ、内容に関して書かれていたものに目を通しましたが、本編1~13巻の内容には関連がないお話であり、読んでなくても次巻以降も楽しめるはず・・・とは書かれていましたが、読むことが出来ない私には、それが真実かどうかすら確かめることが出来ません。
名作だ!大好きな作品だ!そこまでの思い入れはありません。
しかし相応に長く楽しんできた作品であり、新刊を見つけ、買った帰り道、ワクワクしたものです。
ですが、丸山くがね著、オーバーロードという作品に、大きな穴が出来たような・・・そんな悲しい思いしか今はありません。
正直、完全にこの作品は駄作に成り下がった、捨ててしまおうと割り切って考えるべきか、ただただ悩む毎日です。
