たまたまテレビを変えていたら本田美奈子さんのことをやっていました
私、本田美奈子さんのこと嫌いでした
しかし、父が小細胞肺がんの闘病中に、本田美奈子さんが白血病で
闘病中の報道を聞きました。
不思議なもので『がん闘病中』というキーワードで共感がわき、会ったこともないのに
お互い一生懸命行きましょうねって思いを寄せていました。
そして彼女の訃報はニュース速報だったと思います。
嫌いだったタレントなのにショックで悔しくて、戦友をなくした気持ちになったことを覚えています
そして今日の番組。
彼女の写真はすべて笑顔。そしてあの歌声。
脱毛しても笑顔。歌に対する思い、素晴らしいと思いました。
とても出来ることじゃないと。
でも番組の終盤。彼女の書いたメモには闘病の辛さが赤裸々につづられていました。
実は父の死後見つけたメモ。本当に1ページぐらいしか書いていないのですが
闘病の辛さが書かれていました。
最後のページは『また血痰が出た』でした。
私は彼女たちのように辛くても表に出さずいつも笑顔で過ごせるのだろうか??
父はわがまま言い放題だったけど、泣き言は全く言わなかったです。
一度だけ、胸膜癒着術のとき、あまりの辛さで『あの時死ねばよかった』
そう言っただけでした。
がんじゃなったら普通にかわいそう~辛そう~って泣いて終わりの番組も
がん患者となった今は私はこんな風に生きることが出来るのだろうか??
強く生きれるのだろうか?そんな気持ちになりました
今を精一杯楽しもう