家族旅行3日目はホテル朝食後、チェックアウトして四国地方の高校のオープンスクールへ!

 第一志望校でバスケのスポーツ推薦受検。

 

自家用車で高校に行ったら、すでに大きな観光バスバス(高校⇔空港まで車で二時間以上かかるため送迎車用に)が停まっていたり、高校の専用マイクロバスから人が降りてきたり、だだっ広い駐車場も地方ナンバー車ばかりで埋め尽くされていた。

大阪のフェスに行ったときも終日、ブースに人が絶えず来ていた高校だったから人気ぶりは知っていたけど、想像以上の人数だったのと、県内からも地方からも沢山の親御さんたちが来ていて人気ぶりを目の当たりにした。

受検倍率が高いのも納得!

そしてうちの長女もそうだけど、運動部で受検する学生の多さに圧倒した。

スポーツの強豪校だからだろうか、親もスポーツウエアで割とスポーティーな格好だったり、軽装な印象だった。

高校の受付付近は人混みで溢れかえっていた。

 

受付で在籍中学校名と名前を記入した。

記入された住所のところをチラっと見たら、北から南まで色々な地方の住所が書かれてあった。

本当に全国から学生が集まる高校なのね、良い経験が出来そうだわ。

靴箱のところでバスケ部の先輩が娘に声をかけてくれて、第一希望の音楽の体験授業で音楽室に連れて行ってくれた。

どうやら、体験する部活動の先輩が中学生に教室に案内することになっていたようだ。

階段を上がりながら娘の緊張を解きほぐせるよう、高3の先輩(昨年のオープンスクールのバスケ部の体験でお世話になった方)がずっと話しかけてくれて優しかった。

昨年は工事中で3階から上がれなかった4階に上がり音楽室に行くととても綺麗で、工事中だった校舎の上階もトイレもトイレ以外の場所の手を洗う水回りなども綺麗になっていて気持ち良かった。

娘の授業体験の様子を音楽室で親も入室して座って見れた。

わざわざ参観用に人数分の椅子を用意しておいて下さり、親切さを感じられた。

困っている人が居たらすぐに声をかけてくれたり、本当に色々な気遣いが出来ていて、話しかけやすい雰囲気を作って下さる生徒さんや先生が多いと思える素敵な高校。

きっと素敵な先生たちが沢山いらっしゃって、そのお姿を日々生徒が見て自然と行動にうつせているのだろう。

やはり、高校選びはとっても大切だと痛感した!

 

二限目からの体験授業が始まる前に一限目の後半から、情報処理科(ちなみに長女は普通科を受検予定)が作成してくれた歓迎レセプション動画を流してくれた。

学校や部活や生徒の日々の様子や、イベントや修学旅行や文化祭や体育祭などの行事なども楽しく分かりやすく動画作成してくれて、娘も「生徒たちみんな楽しそう!面白そう!」と話してくれた。

私もその動画を見て、娘にもこういう青春や体験や経験をさせてあげたいなと想いながら感動して泣きそうになった。

 

長女は、音楽の次は化学の体験授業を受けた。

実際にいくつかのグループ(長女以外は全員地元の県民生)に分かれて薬を作ったりして、楽しかったと。

地元生と話しながら作業したそうで、大阪とノリが違って生徒がほんわかしてるって言ってた。

 

中学生が3時限目の授業を受けてる間に県外受検生の親対象の学校説明会と入寮面談に参加した。

入寮面談は人数が多かったから個別ではなくて一つの部屋に全員集まり、住民票の保証人の欄に記入して下さるPTA会長の紹介があった。

中3の夏のオープンスクール時に色々な方の紹介や学校説明会があるから、それに参加しないとそもそも願書取り寄せも出来ず、受検が出来ない事になっている。

これで入寮面談は無事に終わり、第一段階クリアした。

 

オープンスクールでも感じたけど、色々な運動部が強豪校だから想像以上に全国から部活動で活躍するためにくる生徒が多かった!!

毎年受検倍率が高い、男子バスケ部の部活体験人数が凄かった。

女バスと男バスが同じ体育館で半分に仕切ってやっていたから見れたけど、どちらも活気があって見ごたえがあった。

 

校内を歩きながら色々な生徒の様子を見ていたけど、活発なうちの娘と相性が良さそうな明るく元気な生徒が多い印象ニコニコチョキ

 

 

昼食後に午後からは2時間の部活体験に参加した。

体育館も新しいエアコンが設置されていた。

これで全ての部屋にエアコンが設置されたことになる。

大阪の府立高校も教室も体育館もエアコン設置が当たり前の時代になっているのかな。

女子バスケ部の部活体験は4名で、そのうち県外生は長女のみで、他3名は県内でそれぞれ中学校が違うもののミニバス所属の強い子たちだった。

四国地方から遠征で強豪校の大阪薫英と戦ったりするレベルの子たち。

高校生やミニバス所属の中3生らの実力や体力に圧倒されながらの部活体験となった。

実力やレベルの違いが気になった長女は、部活体験後に弱音を吐いていた。

「高校自体は好きなんだけどな~。やっぱりバスケ部入るか考え直したい」と。

県内在住とは言え、通学に三時間かかるから寮生活になるという親御さんや、第一志望校ではないけど先輩が居るから部活だけやりに来たという子や、第一志望校というミニバスの子もいた。

 

女子バレーボール部に所属の親御さんから、「オープンスクールの部活体験のあとは先輩から猛烈PRが始まるから楽しんで見てきてね!」と良い情報を貰っていたから最後の最後まで長女と先輩たちの様子を見ていた。

バスケのウエアから着替え終わったら先輩たちや顧問の先生たちの元に行った。

そしたら活発で元気で明るい大きな声で色々な先輩たちがそれぞれの想いを精一杯伝えてきてくれた。

「人口が少なくて海、貸し切り!」

「川も貸し切り!」

「土日はみんなで海や川行って遊んでるよ!」

「楽しい青春送れるよ!」

「みんな優しいからおいで!」

「待ってるよ!」

色々な声援で、猛烈なPR攻撃爆  笑グッ爆  笑グッ

中3の子たちは、ハイ!ハイ!と言いながら笑顔でうなずいていた。

 

先輩たちの言葉が長女の心にどう響いたのか分からないけど、オープンスクールの部活体験をしたことで、地方の第一志望校にスポーツ推薦でバスケで行くか、一般選抜受検のバスケ以外で行くか、仲の良い先輩から誘われてる地元の府立高校に行くかの三択で悩み始めたえーんアセアセ

 

今月末までに高校名と受検方針を決めて固めると約束してくれた。

どうやら昨年の長女の担任の先生に進路相談してアドバイスもらってから決めたいと言う。


スポーツ推薦受検の場合は、来月から願書に関わる提出書類などのやりとりが始まり、中学校⇔志望校がある県の教育委員会の間で行われる予定になっているから、もう色々と迷っている時間は無いタラー

中2に進級する春頃から高校受検に対して娘と色々と動いてきたから時間はたっぷりとあったはず。

一昨年の三月に学校側(支援学級の面談時に)から私立女子高校の指定校推薦の話が出たけど長女が絶対に行きたくないという高校だったから断って、親子でいっぱい話し合い、いっぱい悩んでいっぱい迷ってきた。

 

長女がその高校で何をやりたいのか、どんな高校生になりたいのか・・・

自問自答しまくって、最後に答えを出すのは長女。

大学生になりたい夢もあるのなら、そこの府立高校に入学出来ても卒業後はほぼ就職だから進路で路頭に迷うと思うと助言してあげた。

「その府立高校は、化粧がOKで髪の毛染めてピアスしてバイトもしたいし・・・」って長女が言うけど、そんなのは大学生になってからでも出来ること!

遅刻や退学する子が多いと聞いてるし、高校生で味わう青春や楽しさはソコじゃない!

 

高校生になっても塾に行きたくないのなら、地方の県立高校に行って先生や生徒の質が良い授業を受けて勉学も部活も楽しみながら頑張ってもらいたいと親は思っている。

 

来月から願書取り寄せに必要な書類提出があるので中学校の進路担当者と連携してしっかりやっていこうと思う。
第一子が県外受検・・・初めてのことだらけで難易度高めだけど、これを乗り越えられたとき親子で今以上に心身共に強くなれる気がする。