先日、第一志望校の高校の受検担当者に電話で娘の不登校と発達障害の件について1時間も相談させてもらった。

 某制度を利用しての大阪府外受検になるから、留学先の高校に相談しておくとスムーズに受け入れて下さると、事務局の方から助言してもらえていた。


高校の先生が、快く対応してくれて知りたかったことも色々と聞けて、だいぶ不安が軽減され私の気持ちも軽くなった。

高校側が留学生に求めている人物像と、うちの長女はだいぶ近いということが改めて分かったし、娘の情報共有も出来てとても有意義な時間だった。

「昨今、不登校の中学生が増えていて今年度も不登校の学生が県外から数名入学されたけど、中学校では2年間も通えていなかった子が、1学期から1日も休まずに高校に通えていて中学校よりずっと楽しいと言ってくれています」と話してくれた。

やっぱり楽しいと思える子が多い高校なんやな~って嬉しくなったし希望が持てた。

 

「生活環境が変わることで、高校に通えるようになることを教職員が分かっておりますし、そういう学生が何人も卒業しているので、中学校での欠席日数や遅刻日数が多くてたとえ不登校だったとしても、お母さん気になさらないでください。高校の寮生活でも変われますから!」と心強いお言葉をいただけた。


不登校や欠席日数が多い場合、願書を出す時に理由を書いた申告書(願書一式の中に同梱されてるとのこと)も添付するように高校側から言われている。

それは都道府県によって書類対応が様々で、他の県は知らないが、志望校の県立高校の教育委員会は良心的だと思った。


その高校に行ってまでも不登校になられたら、もうどうしようもないけど、そんなことは無いって信じているから。

 

 

中1~中3の欠席日数や遅刻日数を伝えたら、特にはビックリされなかった。

中2の遅刻(3〜4時限目登校)は123回なのに。。。

「今年はスポーツ推薦枠の女子バスケ部での受検が一人も居なかったので残念で、スポーツ推薦で受検していただけたら、こちらと致しましてもとても嬉しいです!」と言ってくれた。

地域柄もあるのかな、南国のような人の暖かさが滲み出てて、娘と私に終始温かく前向きな言葉をかけてくれて優しくて嬉しくてホッとした。


ちなみに女子バスケのスポーツ推薦受検(募集3名)では誰も居なかったけど、一般選抜受検で入学した子が3人女子バスケ部に入って頑張ってくれているとのこと。


私は、スポーツ推薦は断られるかなと思ってたけど、志望校の反応は違った。

うちの子、不登校で評定不能の可能性もあるのに?

バスケの部活も今は休んでいるのに良いの?


早かれ遅かれ分かるので、娘の現状のありのままを全て高校の受検担当者にお話ししたら、不登校生でも 高校でコレ(秘密)がやりたい!この高校でコレ(バスケ)を頑張りたい!を、とことん応援してくれて、手厚いサポートを受けられる高校だと再認識できた。

多様性や人となりをちゃんと見て判断して受け入れてくれる高校。


コーディネーターさんたちも、昨年夏のオープンスクール時から、私達親子を気に入ってくれてて、日々のお電話で色々な相談にも親切に乗ってもらえて優しく受け入れて下さっていて有り難い。


この高校に出会えていなかったら、地元のガラの悪い偏差値低くて卒業後の進路が就職になるか、高校1年生で留年や中退(学校嫌いで遅刻や欠席多すぎて)かというレベルの高校にしか行けなかったと思うあせる

長女が絶対に行きたくないと言ってる高校だったから、回避できて良かった!!ラブ


公立高校のスポーツ推薦受検だから、願書は10月下旬頃までに送付。

受検は2月上旬で、大阪府の私立高校の受験日よりも早い日に合否が分かる。

中学校からも、「本番に強い子だから、配点高いバスケの実技もシュート率で高得点狙えると思うし、受かるはずやから滑り止め無しで大丈夫でしょう」と言われている。


高校側からは今年も、スポーツ推薦受検で男子バスケは毎年定員オーバーで落ちる子居たけど、一般選抜で落ちた子は居なかったと聞いている。

もしスポーツ推薦受検が定員オーバーで落ちてしまっても、他校を受検せず一般選抜を受検して下さいと、先日のお電話でも伝えられた。


ちなみに地元の中学校にバスケ部が無いため、スポーツ推薦の女子バスケ枠は毎年定員割れしてるから受けやすい環境ではある。

うちの子、無事に入学クラッカー出来るといいなニコニコ!!


不登校の子でも中学校を卒業すれば変われるきっかけが出来る。

うちの子もそれが分かってるから、高校から1からの友達作りを楽しみに心待ちにしている。


志望校の決め手の1つには、男女のグループが無いところ。

学年や性別関係なく昼休みなどの時間に、バスケやドッジボールやバレーボールやりたい子は体育館に行くし、サッカーや野球やりたい子はグラウンドに行くから、そこで集まったメンバーで遊ぶ。

その日の気分で行く場所が変わるからメンバーもそれぞれ、だから気楽で良い。


毎日少人数のグループ行動してたら、絶対遊べない遊びもあるし、出会えない友達すら出てくるから、もったいないと思える長女。

だからクラスが少人数制でも、学科や学年様々な幅広い友達や地域の大人の仲間がすぐに出来るのだそう。

長女にしたら、まさにそういう生き方をしたい子(小学生までは特定のグループに特化せず、色々なタイプの子と遊びそうやって生きてきた子)だから中学校では居心地悪くても、高校生活は過ごしやすくて楽園だと痛感できる場所になると思ってる。


女子の少人数のグループ行動が大嫌いな長女は、今の班やクラスのグループにも入りたくないと言う。

周りの子より一足先に高校に合格したら、長女と仲の良い中学校受験した友達や、塾行ってる他校の子たち(大阪府の私立高校専願受験予定)と平日遊びまくって、もう中学校行かなくなりそうあせる


でも高校の寮生活の準備もあるし、もうガミガミ言わず、最後の大阪での生活を楽しんでいけたらいいかなニコニコ音譜