先月は、娘たちの中学校の担任の先生等が家庭訪問にいらしたり、授業参観や修学旅行の説明会やPTA役員決めなどの学校関連の行事が終わり、ホッとしてちょっと気を抜きたい時期・・・。
で・す・が、
一昨日は学校に呼ばれて三者面談に行った。
なんだかんだで、今年度も毎月のように先生たちと面談で中学校に行くことになりそう
長女の担任の先生(バスケ部の顧問でもある)と支援学級(通級指導)の先生と私で、いろいろな件で相談し、またまた三時間超えの話し合い。
「長女の遅刻の多さは発達障害の特性のものであるから。生まれつきのものでお母さんのしつけとは無関係だから自分を責めないでくださいね。通級教室が空いてる時(生徒欠席などで)に、受け入れ可能に出来るよう配慮します。」って言ってもらえて良かった。
今は週1で通級授業受けているけど、今後は多少増えそうだ。
中1の次女は入学式からまだ1日も遅刻も欠席もしていない。
だからやっぱり長女は特性の部分での遅刻が目立つ。
今週は二日間学校を欠席したけど、どちらもイライラして行きたくないと言う理由。
誰に対して、何に対してのイライラか分からないから余計イライラするって言ってた。
昨日は遅刻で10時半過ぎ登校。
志望校の高校は高1の1学期に中学校の振り返り授業をしながら高校の授業もしてくれる。
地方の高校で偏差値が高い子も低い子も居るから、レベルを上げるため、高校では単元ごとに小テストがあり、ちゃんと分かるまで放課後マンツーマンで教えてくれて、誰も置いて行かない授業をしてくれるから塾要らずで、そこも高校選びの評価ポイントだった。
中間テストや期末テストの前後にもテストが多いから、中学校よりもテスト多めの高校。
留年の生徒を出さない方針と対策かな?
今年度の高校の1年間のスケジュール表がHPで見れたから、ワクワクしながらチェックした。
そしたら、その高校の夏休みは10日間の夏期講習、冬休みは4日間程度の冬期講習が設定されていて、学校の先生が指導してくれるそうで、塾のようで有り難い。
強制ではなく任意登校だから、長女が行くかは分からんけどその時は先生には声掛けお願いしておこう。
来月からは大阪府内の私立高校のオープンスクールに友達と何校か行ったりする長女。
でも高校の場所やカリキュラムには惹かれていないとのこと。
その高校の場所が大阪の梅田で繁華街と言われてる街。
梅田は人混み多くて、友達とたまに遊びに行く程度で良いそうだ。
キレイな海、川、山、滝、ホタルなどの自然豊かな静かな生活環境で、校内がキレイでスポーツ大好きでタフでスレてない子が多くて楽しくて、運動部が盛んで活気溢れる高校に行きたい!!って、後悔しないようその第一志望校を決めた長女。
数年前から建替え耐震改修工事中で、地方の公立高校なのに校内が私立並みに綺麗なの!
特にトイレが高級ホテル並みの綺麗さと機能で圧巻!
地方で敷地面積が広いからトイレの個室も広くてゆったりできて綺麗。
昨年のオープンスクールで、そのトイレ機能が衝撃的だったようで、長女がトイレで遊んでなかなか出てこなかったわ。
ほぼ毎日遅刻する子だから、通学手段(高校の敷地内の寮生活)も大きな決め手となってる。
自分の理想通りの高校と出合えることってなかなか無いからね。
第一志望校は地方の高校に決めてるけど、オープンスクールで色々な高校を見てみたいだけとのこと。
先輩や周りの友達のアドバイスや、寮行っちゃうの寂しいって言ってくれてる友達も居るけど、、、
自分のやりたいことや夢を広げられそうなチャレンジ精神、新しい生活環境に飛び込む勇気、最後に選んで決めるのは長女。
長い人生の中のたったの3年間の高校生活。
生活環境を変えるときは不安もあると思うけど、新しい生活環境と新しい人間関係を構築出来るチャンスで、自分自身も変われて一期一会のチャンスでもあるんだよ!
ずっとじゃなくて高校の3年間だけだからこそ行きたいと思えたのだそう。
大人になって社会に出て働きながら、一人で海沿いに移住はハードルが高くて難しいのでは?と思ってるみたい。
ポジティブで行動力が有り余ってるぐらいのタフさと相手想いの優しい長女だからこそ、地方の高校で仲間たちと切磋琢磨磨き合って、やり甲斐や生き甲斐を感じながら、寮生活も青春も思い切り楽しめてる1年後の娘を想像出来てる。
きっと長女自身もそうだろう。
昨年に長女が、
「 自分自身で選んだ高校だもん。
先輩たちや学校内の雰囲気が明るくて楽しそうな高校だから、遅刻せずに毎日ちゃんと高校行けそう!」って言ってくれた言葉、忘れないよ。。。
その高校なら有言実行出来るはず!
学校が楽しくないと学校行きたくないっていう長女。
発達障害の特性上、気持ちの切り替えに時間がかかるタイプ。
今月からは通級で、嫌なことや逃げたい時の気持ちの切り替えトレーニングや面接の受け答えの練習が始まる。
長女は、社交的でコミュニケーション能力やヒューマンスキルは高い子だけど、周りの空気を読み過ぎて自分の気持ちをうまく伝えられないときがあるから、そこをトレーニングすればもっと伸びる子だと通級の先生や担任の先生が話してくれた。
委員会決めのとき生活環境委員会だけ誰もやる人が居なかったから、長女さんもやりたくなかったのに立候補してくれたおかげで決まって長女さんに感謝してると担任の先生から聞いた。
その委員会はあいさつ運動の期間に朝校門に立ってあいさつ促進するというもの。
ほぼ毎日遅刻してるうちの子が立候補するような委員会ではないし、本人も出来っこないって分かってて立候補したとのこと。
立候補者が出ず、気まずい雰囲気が流れ、ただ無駄な時間過ごすのが耐えられなかったから立候補したと長女が話してくれた。
確か、長女が中学1年生のときのPTA役員決めのときも立候補者が出ず時間が経過し、くじ引きしかないって嫌な空気になったから、くじ引きで当たって(そういう人はPTA会議や行事手伝いに出席しない人が多い)イヤイヤされるぐらいなら気持ち良く引き受けた方が良いと思って私が立候補したから、長女と私はなんか意識が似てるなって思った。
私が幼少期、自閉症スペクトラム(発達障害のASD)だったみたいだから、前から長女と似てるとこいっぱいある。
でも発達障害の長女の子育てで全てを理解するのは、親の私でも難しい日々。
見えないゴールとの闘い。