幼少期から好奇心旺盛でまだ見ぬ知らない世界や新しいことが大好きで、何をやらせてもいつも大げさに見えるほどワクワク楽しそうにやってくれる活発で明るい長女の特性や性格を間近で見ながら成長を楽しんできた私達夫婦。

小学校の授業参観ではいつも張り切って手を挙げて発言してくれるし、学校行事も観るのが楽しかった。

感受性が豊かで色々な反応が本当にピュアで楽しくて、見ていて飽きない。

 

でも中学生になり土日はほとんど家におらず友達と過ごす。

土日に長女が数時間でも居る日と全く居ない日では、やっぱり全然空気感が違う・・・何か物足りない。

思春期で反抗期で、いろいろある日常だけど、それでも「ねー、ママー!」「なぁ~、聞いて~や!」って私をちょいちょい頼ってきてくれたり、パパには言えない事や色々な相談もしてきてくれる長女。

毎日ちゃんと会話出来てるし、母と娘の関係はそこまで悪いとは思っていない。

こういう何気ない生活が、この慌ただしい騒がしい日常生活が当たり前に思ってしまうけど、家族四人でこういう生活ができるのもあと11ヶ月ぐらいか~って思うと、急に寂しい気持ちになる今日このごろ。

来年の今ごろは新しい生活環境の高校の寮で新しい友達とワイワイ楽しい高校生活を送っているのかな~?

部活、楽しんでいるかな~?って考えちゃう。

この一年間の学校行事や家族の行事が、どれもこれも最後になっちゃう寂しさを感じている。

 

今は強気で居るけど、きっとなんだかんだで、長女を地方の高校に送り出す日に私が一番号泣してそう。

たかが三年・されど三年の子育ての長女の部分がぽっかり穴が空いてしまうのだろうな。

私も長女と似ていて、どこかおせっかいで、お世話好きだからなぁ。。。

家族で夕飯タイムのときに長女が居る前で、次女が「〇〇高校行くまであと〇ヶ月だねー!あともうちょっと!」って嬉しそうにカウントダウンを始めた。

長女の第一志望校で長女も行きたい気持ちが固まっているから悪い気はしていなさそうだけど、次女の弾ける笑顔から「今までジャイアンタイプの姉の妹としてガマン」してきたんだもんねって思った。

 

 

ADHDとASDの発達障害の長女の子育ては、一筋縄ではいかないことばかりだったからこそ、次女よりも色々な意味で手がかかり世話の焼ける子・・・今でも。

何歳になっても私から見たらまだまだ子供で、長女が時間に追われているのを察して手を貸してあげることも多々ある。

次女は自分のことはもう自分で出来る年齢だしやれる子だから、ある程度自分でやらせるようにしているけど、長女の場合は帰宅後すぐに通学カバンの中を必ず私がチェックしないと、プリントやら提出物やらがぐちゃぐちゃ。

ひどいときは破けていたり、雨で濡れてて文字が見えないとか悲惨。。。

次女が中学校に入学したおかげで、次女の学級のクラス通信や学年通信を見ることができている。

長女の場合は、プリント全般を学校から家に持って帰ってこないから、今年度も長女の学年通信やクラス通信は見れていない。

昨年度なんか、クラス通信10枚も見れたっけ?ってレベル。

だからクラスの様子が分からないから、ちょくちょく学校に電話して確認したり、学校から電話が来たときに確認したりした。

 

今年度から支援学級(通級指導)の担当の先生が代わったため、自己紹介がてら娘のこれまでの様子もお伝えしたら、電話でお互い笑い合いながら二時間もしゃべってた。

あっという間の時間に感じられた。

長女のことはこの二年間で授業中の補助の形で色々と見てきて下さっているようだ。

私は前年度の先生よりも、今の先生の方が話しやすくて、お互い気持ち良くお話出来ていて、ついつい長話になってしまう。

先生と娘(娘はこの先生嫌だって言ってるけど)の相性も良いといいな。

やっぱり人間だから感情あるし好き嫌いとかあるけれど、人との相性って大事だなって思う。

 

新学期が始まって、娘たちも新しいクラスメイトとの関わり方でいろいろストレスたまっているなって感じてる。

部活の仮入部期間中で、長女は中3の先輩としての立場で、次女は中1の新人さんの立場で、それぞれ頑張ってる。

長女はバスケ部を引退日まで続ける予定で、次女は吹奏楽部に決定しそうだ。

次女は音楽関係の高校に行って、将来は音楽に関係する仕事に就きたいと話してくれた。

長女も次女もそれぞれの夢に向かってfight!

 

私の理想は、長女が地方の高校で寮生活の中で切磋琢磨色々なことを学び、親の有難みを痛感してくれて高校卒業したあと、どんな進路を選択しても、母親でもあって親友でもあるような何でも話し合える仲の良い親娘(おやこ)で居続けられること。

次女ともそういう関係でありたいと思う。

 

その日のためにも国内・海外問わず留学したり、今から色々な環境地での人との出会い、一期一会を大切にして、年齢国籍様々な幅広い交友関係を築いていって欲しいと思う。