今年になってからも、ほぼ毎日変わらず、中学校に遅刻して行ってる長女。
今日も3時間目に間に合わない時間に登校できたところ。
遅刻って言っても5分10分遅れる遅刻とは訳が違い、3時間目や4時間目、給食時間にも間に合わなかったりというレベル。
なんとか、欠席ではなくて遅刻。
1日1回の遅刻だから、1時間目で行くより4時間目の終わりぐらいに行った方が良いって言う独特の考え方の長女
どんな思考回路?もう、わけわからん。
ADHDの特性全開だし、反抗期で言葉かけも難しい年ごろ。
ある意味、魔の二歳児と同レベル並みの大変さがやってきてます。
長女の人生、勝手にリセット出来るもんならとっくにリセットかけてます。
それでもわが子なので、受け入れようとして向き合ってます。
もちろん、私は朝から学校行け!!!って何回も言ってるけど、行かず
中学校に行きたくないのは分かるけどね
イジメられてるわけじゃなくて、本人がただ単に中学校に行きたくないという身勝手な理由。
親は身勝手と思っちゃうけど、発達障害の長女にしたら、身勝手ではなくて「優先順位が中学校に登校ではなくて今はTikTokやInstagramを見るという方が高いから学校に行かない」というだけらしい。
子供のことを一番理解してあげたいけれど、そこを怒らずに登校させることが親の私でも難しいと正直思う。
スマホを取り上げたりスマホの制限をかけたり色々試行錯誤してきたけど、どれもダメ。
制限をかけると本人のやる気が一気にゼロ以下のマイナスになってしまう。
スマホに制限をかけてしまうと、遅刻ではなく「登校しない」という選択を100%してきたので・・・。
それも中学一年生の頃から何回あったかな?
でもさ、勉強って将来の自分の為よ?内申点に響くよ?って言っても、「だから?」って悪態ついてきて長女には今は全くピンときてないみたい。
確かに、ADHD専門医からは、実年齢-(マイナス)7歳が、精神年齢とほぼ同じと思ってくださいって言われたからなぁ。
ってことは、うちの子まだ小学校一年生レベルか、、、じゃあ勉強のことや将来のこと言ってもしょうがないかって思った。
他人から見たら今やらなくてもいいことでも、本人のやりたいことが一番なら優先順位が変わっちゃうっていう特性が、今の中学校の遅刻癖にも繋がっているように思えてならない。。。
でもだからと言って、中学卒業するまでこのままあと一年、遅刻し続ける日々はどうなんだろう?
第一志望校に合格できたとしても、寮生活で長女自身がよほど頑張らないと高校生活をまともに送れなくなる不安がある。
来年の四月からは寮生活が始まるから、未成年という立場で長女と一緒に生活を出来るのはあと一年間。
長女とのこの一年間を無駄にせず一日一日を大切に過ごし後悔しないよう、今まで以上に長女と向き合う時間を作って、大切なことや、今の気持ちをプライド捨てて伝え続けて行こうと思った。
2月上旬の頃に、原因不明の足の病気のせいで、体育も部活もドクターストップがかかり中学校への楽しみが一切なくなり、このままでは長女が不登校になってしまうかもという予感が続いた。
学校でイジメられているわけではなくて、学校に話せる友達が居ないわけでもなくて、、、。
ただただ学校が嫌い、学校に行くのがめんどくさい、学校に行きたくないってことを日頃から担任の先生に直接ぶつけている長女。
担任の先生は体育の先生で、発達障害の長女のことをとてもよく理解してくれている。
その先生は高校をスポーツ推薦で受験し寮生活を得て大学進学しているから、長女と重なる部分も多く、親子共々良いアドバイスをもらっている。
今まで娘たちには私の生い立ちや壮絶な人生経験を一切伝えてこなかった。
私の過去は夫も知ってることだし特に隠しているつもりはないが、その時期がきたら子供には都度話せばいいかなって思ってたから。
でももう長女も14歳で、4月からは中学3年生。
長女が18歳で高校を卒業後、大阪の実家に戻ってくる保障はないし、むしろ寮生活の味をしめてその高校よりも遠い地方の大学や海外留学に行く可能性すらある長女(英語のリスニングは大好き)。
長女は昔から一人でも新しいところや初めての環境に行きたがる子で、年齢性別問わず新しい友達が大好きな好奇心旺盛タイプの子。
だからそろそろ私の幼少期の話しからしてみようと思い、2月下旬に長女に2時間ぐらい私の過去の話を聞いてもらった。
幼少期の私の性格(ASD。おそらく今でいうと自閉症)、中学三年生の時に両親の離婚、看護師の夢を諦める→私立女子高校入学後は奨学金を借りて卒業、就職しながら奨学金返済、死別、離婚、再婚なども、プライド捨てて長女に話した。
最初は目も合わさず顔も背けてスマホばかり見ていた長女で、話を聞いてくれてるのかも分からない状況だったけど諦めず大きな声で話し続けた。
話してから15分ぐらい経過したころ、長女の目が赤くなり鼻水をすすり涙ぐみ、溢れ出てくる涙をこらえようとしていた。
それを見た私は、「泣きたいときは思いっきり泣きな!泣いていいんやで!」って言ってあげたら、親子でボロボロ涙が止まらなくなった。
話の最中一度も長女と目が合わなかったものの、やっとの思いで伝えられた安堵感(ちゃんと伝わるか不安で賭けに出たから)と、長女が「私の学生時代が一番死ぬほど辛かったし何度も死のうとした」という過去を知り涙して共感してくれたことが嬉しかった。
そういう波乱万丈の人生を経て、今の私がここに居る。
長女に伝えたいこと、伝えたかったこと、親というプライドを捨てたら全部言えた。
「ママもね、あなたと一緒で勉強も学校も親も友達も大嫌いだったよ。楽しい人生が待ってるかもしれないから、高校卒業までは頑張りすぎず夢のないままでも平凡に生きてみよう。大人になったら分かる楽しさがあるのかな?って思って過ごした」ってことも言えた。
良い事ばかりじゃなくて、泥臭い人間味の部分を見せられたことで長女と分かり合えて良かったと思う。
学生時代は親の管理の元で生活しないといけないし、学校のめんどくさい人間関係からも逃げ出せず、受検や勉強勉強で嫌な事多いと思うけど、第一志望の高校を卒業し学生時代を乗り越えたら、大学行くのも自由だし、あとは自分の好きなことを優先して生きて行っていいよって伝えてあげた。
私の学生時代はあと何年しんどいの?この状況いつまで続くの?って自問自答になってたから、そういうところも長女に教えてあげたら少しは気持ちが楽になってくれたみたいで良かった。
母親としても人生の先輩としても、今の長女を変えるためにも、今しかできないことを長女に伝え続けていって、せめて中学校卒業までは不登校になってもらいたくないし、させたくないなぁ。
学生時代の忘れたいくらいの嫌な部分の自分の過去を思い出す作業も精神的に大変だったけど、ママも学生時代友達のように話せずなにも教えてくれない親の事が嫌いで何度人生リセットして親を変えて欲しいと思ったことか・・・。
でも生まれてきちゃったからには、生きるしかなくて。
でもそれもしんどくて。
息するのも嫌になって。
家に居ても辛くなって孤独しかなかったから、高校時代は暇な時間をあえて作らず朝六時から積極的にバイトばかり行っていたし、私が死んで悲しむ人が居るか居ないかなんてどうでもよかった。
それより、どうやって死んだら周りに迷惑かけないかなって何度も考えた。
その地獄の中学・高校の6年間の学生時代を乗り越えてきたからこそ、今の心の強い私がいる。
あの過去に比べたら、どんな辛いことでもこんなことで死んでたまるか!ぐらいの気持ちになれてる。
公立の中学校も学区とか関係なく、学生が選べる公立中学校が増えるといいねって言ったら長女も「今の中学校がクソやから、ホンマそれな!」って共感してくれた。
公立の中学校も公立の高校も、行きたいと思える学校なら生徒が自然と増えるはずだし、受検倍率も上がると思う。
大阪府の公立高校の場合は定員割れが三年続いたら統廃合を検討するというボーダーラインがあるとのこと。
うん、それがいいと思う(個人の意見です)。
でも子供を塾に行かせられなかったり経済的に大変なご家庭は、地元の公立高校に行けるという選択肢は安心感もあるのかなとも思う。
大阪府だけに限らず地方の高校でもそうだけど、地元の公立高校が統廃合されたことで、電車で通学できる距離ではなくなってくる可能性もゼロじゃないのかな。
少子化だろうが、人気のある学校なら定員割れしてないし、受検倍率が二倍の学校があるのは事実(2025年度の某公立高校)だし。
実際に長女の第一志望校(地方の公立高校)の受検倍率(一般選抜受検では無い)は、2025年度は1.29倍だった。
数値で分かるように、定員オーバーしています。
ちなみに2024年度は受検倍率が1.65倍でした。
受検倍率だけ見ると数値的には減ってるが、他府県はもちろんのこと、同県内(通学に二時間かかる為)からもその高校の寮に入りたいという学生が増えたことで今年から3棟目の新しい寮が建設された。
少子化でも、高校の先生や県や自治体の取り組み方が魅力的だと、子供が行きたい高校と思えて自然と人が集まり、活性化され、切磋琢磨良い刺激を受け合いつつ、良い人間関係も構築されていくんだと思う。
少子化なのに、第一志望校の高校は三年前よりもむしろ卒業生が増えつつあって、人数が増えてる現状。
だから今後も他府県からの受験生も増えるであろうと見込んで、改装したり寮を建設して増やして対応してくれている。
ちなみに、文部科学省指定「令和6年度高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校です。
大阪府の高校授業料無償化制度ですが、今年から所得制限が無くなったことで、我が家は大阪府在住のため対象となる家庭です。
子供には私立でも公立でも大阪府外でも何処でもいいけど、本当に行きたいと思える高校を選んで欲しいと伝えています。
三年間通うのは親ではなく子供なので、あくまでも子供の意見を大切にしたい。
大阪府内で滑り止めで私立も1校くらいは受けておいた方がいいんじゃない?と言っても、滑り止めの高校ってことはその時点で行きたい高校ではないから受験するだけ無駄!っていう長女。
うちの場合は、長女も親も第一志望校がたまたま四国地方の公立高校だったので、公立高校1本で受検します。
今年の夏に入寮手続きや願書に必要な書類の手続きをしに、夏のオープンスクール見学&体験(我が家は昨年に続き2回目です)も含めてその高校に家族で行く予定でいます。
経済的に余裕があっても、本人の希望で塾に行かせていないし、何が何でも第一志望の公立高校に行きたいと思えるのであれば、大阪の私立高校を選ばなくてもそれでいいと思う。
長々書いたけど、私が一番言いたいのは・・・、
高校に三年間通うのは親では無くて自分の子供であって、中学生が向上心を持てたり、夢を描けたり叶えたり出来そうと思える魅力的な高校がもっともっと増えて欲しいと思う!
それが公立高校でも私立高校でもいいけれど、小学六年生の段階で、公立中学校も選べるような選択肢が欲しいと思う!
行きたいと思える中学校ではない公立中学校に通うしかない長女がかわいそうにすら思えてくる。
「この高校で〇〇にチャレンジしてみたい!」とか、「この高校にしかないから頑張って入学出来て良かった」とか、「遅刻や欠席が多かったり、不登校だったり偏差値足りてないけど受検して入学できた暁には中学以上に頑張る!」とか、いろいろなシチュエーションで子供の頑張るタイミングが違う子もいるからこそ、もっと視野を広げて子供の教育面を変えて行っても良いと思う。
大阪府在住なので、大阪府の対策を批判してるわけじゃなくて、こういう家庭もあるよって言うだけ。
それから、大阪府の隣の市に住んでいるジム友でもありママ友でもある友達は、中学一年生の頃から娘さんを塾に通わせていて、「特にここが良いってわけじゃないけど高校は行って欲しいし高校授業料無償化制度(お子さんはそこまで私立にこだわってないようだけど)あるし専願で私立高校1本で受験する」って言ってた。
高校授業料無償化制度を利用することで親の負担額が多少減りお得感を感じているのかもしれないけど、やっぱりこの制度は子供じゃなくて親が食いつくパターンよね。
まぁね、お昼間の時間帯にジムに行けてる身なのはほぼ一緒で、夫の収入だけで暮らしていける裕福なご家庭なのも重々承知。
だから、本当にケースバイケース。
格差を広げないためにも、公立も私立もどちらも一律いくらって同額設定にしたらよかったんじゃない?
公立小学校も公立中学校も、、、選ぶのは子供側で、子供の進学先は子供が決めるが一番いい。
そういう世の中になればいいんじゃない。
義務教育とは言え、自分が選んで決めた中学校じゃなくて地元だから学区分けされてるから決められた1校しか行けないというのは過酷だよ残酷すぎる。
行きたくないレベルの低い中学校に三年間通うのと、自分で選んだ他の市の公立の中学校に三年間通うのとで、やる気はもちろんのこと勉強の質さえ変わってくると思う。
電車通学だと交通費など親の負担はかかるけれど、親が市外の公立中学校に行かせたいと意思表明すればいいだけのことじゃないの?
その選択肢をすることで、誰に迷惑かけることあるのよ?
我が家から電動自転車で15分~20分程度のところに中学校が他に2校もあるから、統合して先生や授業の質を上げればいいのにって思う。
市内にそんなにいくつも中学校は要らんよ。
老朽化問題もあるし、そんなところに改装費用をかけず、まずは不評の中学校から潰していけばいいのに。
自分が選んだ中学校なら後悔や文句も言えるのに、誰に八つ当たりすればいいんだよ!
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