22日の朝、長女が通う小学校に行き、9時から校長先生と二者面談をしてきました。

そのあと二時間目に、校長先生に支援学級の教室を案内してもらいました。

複数の教室・クラスがあり、その子のレベルに合わせて配置されるようです。

 

教室内に仕切りがあって先生と勉強している子もいれば、隣の部屋でリフレッシュタイムをしてワイワイ遊ぶ子もいる。

そういう子がいる限り、静かな教室内というわけでもない。

明らかに落ち着きのない子で、多動性が激しく見えた。

 

実際に教室を見て、

「長女が本当にその環境になったことで今より勉強が集中して出来るのか?」と、

「支援学級行きを嫌がる長女の気持ちを捨ててまで通わせないといけないレベルなのか」と正直、疑問が残りました。

 

支援学級の案内のあと、校長先生と発達障害専門の学校専属のコーディネーターさんとの三者面談をしました。

校長先生や他の複数の先生は長女の支援学級行きを反対しており、校長先生は、「今の学校の勉強が遅れているわけではないので支援学級の必要性はないと思います。長女さんの気持ちを一番に、支援学級の件は時間をかけてよーく考えてください」とおっしゃっていました。

 

校長先生から念のため、支援学級に入るための手続き書類一式をもらいましたが、夫婦で話し合った結果、今は支援学級に通わせることはやめました。

 

支援学級に入るための必要書類の一つに、「発達検査」というのがあって、病院で検査をしてから検査結果を学校に提出しなければなりません。

その発達検査の結果を学校は市の教育委員会に提出し、そこで本当にその子が支援学級に入る必要性があるのか判断されるそうです。

学校が判断するわけではなく、ある一定の知能レベルがある児童だとしたら、支援学級の許可が下りない可能性があるとのこと。

長女は、知能レベルは普通の子と同じレベルで、学校の成績は良い方なので発達検査では引っかからないだろう。

きっと、長女のレベルでは、支援学級の許可が下りないだろうと夫婦で思っています。

 

もともと、支援学級に行った方がいいのでは?と提案したのは長女の担任の先生だけです。

私たち夫婦は支援学級に行かせたくないし、長女も行きたくないと言っているのです。

今は幸い、長女が普通の子と同じ学習レベルで、学校の授業の遅れが出ていません。

ただADHDの特徴が強く、授業中にボーっとすることが多いだけ。

勉強は家でカバーできるところはして、長女の希望通り、今まで通り普通学級のクラスで授業を受けさせてあげることになりました。

テストの時も、取り掛かりに時間がかかる子なのを知っている担任の先生は、長女にやるように促したりしてくれています。

 

短期集中型の長女は、そういう時の記憶力はすごくて、テストの点が良いので、本当に親の気づきが難しい子でした。

 

支援学級の件でも夫婦で話し合いを重ね、担任の先生とも常に連絡を取り合い、連絡帳で連絡したり、担任の先生からお電話をいただくことも多くて、日々の長女の様子を事細かに教えてもらっています。

 

昨日は、コンサータを飲ませて登校させたので担任の先生にも連絡しました。

担任の先生は、「いつもよりも授業中の集中力が上がっていた。いつも通り発言も積極的にしていた。友人トラブルもなく性格も天真爛漫で明るく元気でいつもと変わらない様子だった。給食も完食した」と言っていたのでホッとしました。

 

先週から、長女の担任の先生のお心遣いで、学校の宿題を放課後に見てくださるとのことで、私は精神的にとても助かっています。

実は、長女が二年生のときの担任の先生からも学校で宿題を見てもらえることを聞いていましたが、まだそこに頼るのは早いかなと思って、「家で頑張ってみます」と言って一度お断りさせてもらっていました。

 

でも一年生の頃から、集中力の持続が難しい長女は、毎日の宿題が大変で大変で。

家でやらせるのは至難の業。

 

毎日の宿題が二時間コースになる日々が続き、親もイライラしちゃうし、今の担任の先生が私のストレスと、怒られることで長女の二次障害に繋がることを心配してくださり、毎日学校で担任の先生や補助の先生が長女の宿題を見てくれています。

 

 

次にコンサータを飲ませるのは授業参観日の6月1日です。

お薬は、しばらく様子見ます。