先週は、ADHD多動性注意欠陥障害の好奇心旺盛で元気いっぱいの長女(小学三年生)の、二回目の病院通院の日でした。

 

姉妹揃って五時間目の授業が終わってすぐに、一年生の次女は私が、三年生の長女は旦那さんが教室までお迎えに行きました。

さよならの挨拶をしていたら病院の外来予約時間を過ぎてしまうので、早退扱いにならない授業後に。

小学校からそのまま車で病院に連れて行き、受診しました。

 

今回は担当医と相談後にお薬処方があるので夫婦で悩みに悩みましたが、お試しでお薬を7日分だけ処方してもらいました。

お薬名は、「コンサータ」です。

朝食後にお薬を飲んでから12時間効果が持続するとのこと。

 

お薬による娘の副作用などを見つつ、この薬を続けるか判断します。

今の長女の状況では、数ヶ月間かけてじっくり効いていく薬よりも即効性のある薬のほうがオススメという医師の判断で、コンサータを処方してもらいました。

先日の担任の先生による家庭訪問時にもお薬名を伝えて、娘の普段の様子を話したり、学校での様子のあれこれを聞き、長女の担任の先生と30分以上もゆっくりとお話しさせてもらいました。

小学校内で、このお薬を飲んでいる児童が多いので担任の先生も、個人差はあるものの薬の効果や副作用などの把握はしている模様。

 

 

学校ではADHD多動性注意欠陥障害の特徴が発揮されてしまっているようで、やはり授業中、集中力が無いとのこと。

最前列の中央に長女の座席を指定していて先生から一番近い位置なのに、名前を呼んでも気づかず、四度目に身体を揺らして気付かせるというレベル。

 

好きな教科はすごく成績が良いけれど、苦手な教科や分野は遅れが出ているとのことで、週1で支援学級に通うことを検討してみてくださいと言われてしまいました。

支援学級とは、障害児や学校の勉強が遅れている子などいろいろな病気を抱えている子などが通うところで、同じ小学校内にあり教室がパーテーションによって区切られていて先生とマンツーマンでその子のレベルに合わせて教えてくれるというシステムになっています。

先生いわく、復習をしたり、集中力が途切れたら校庭に行ってリフレッシュタイムの時間を過ごし心を切り替えるという時間になるのだそう。

 

担任の先生は、長女の国語の漢字の書き問題の遅れを指摘し、小学二年生の漢字から復習してみましょうと。

漢字テストで出来ているときもあるけれど、テスト勉強は一夜漬けタイプのようで苦手な分野でもその場では一気に覚えられていても、嫌いなコトは時間が経つと忘れてしまう特徴の子なので。

長女が週1で支援学級に通う目的は、長女の苦手分野のみの復習時間を作るため。

 

そして、家での宿題が毎日2時間コースで難航していることも担任の先生が把握してくれて先週から、先生からの提案で授業後に30分間教室に残り先生と宿題を終えてから帰宅するという日常に変わりました。

長女以外にも、同じクラスに毎日先生と一緒に宿題をやっている子(支援学級通いの子)がいるそうで、今の長女のクラスでは放課後に教室で宿題をやらせてもらっているのは二人だけのようです。

放課後に担任の先生や補助の先生と宿題をやってから帰宅するのは問題ないのですが、支援学級に行くのは嫌がっている長女。

そんな長女の気持ちも知っている担任の先生。

 

支援学級に通う児童数が多くなってきたから、レベルが高くなっているとのことで、校長先生・教頭先生・支援学級の先生・補助の先生など色々な先生が実際に授業態度を見て判断し、長女の授業態度や成績や性格面など総合的に判断し、本当に支援学級に通う必要性があるのか議論してから親と面談があるとのこと。

支援学級に入るためのレベルが高くなっていると担任の先生から聞いたけど、担任の先生は長女ちゃんなら三年生の間は、週1で通ってもらって、四年生になったら増やしてみてもいいかもしれないので来年度分の支援学級申し込み用紙にも記入してもらおうと思っていますと言われました。

え、ちょっと待った。早くないですか~?

まだ支援学級に通ってもいないのにその判断って。

 

長女の場合は、校長先生と複数の先生が「好奇心旺盛で天真爛漫で心優しい性格の子だし、二年生の成績も良いから支援学級に行かなくても大丈夫なレベルの子」だと言っていて支援学級行きを反対しているようで、担任の先生は困っているみたいです。

ADHDの子は、授業態度に分かりやすく出る子と、授業態度は普通でも聞いているようで聞いていない子の二通りがあると思われます。

長女は後者です。

だから余計に見た目だけでは分かりづらい、周りからはADHD障害児だと気付かれにくい。

 

22日に三年生の長女のクラスの支援学級行きの子たちの授業があるから一度見学に来てくださいと担任の先生から言われていて、その後に校長先生や支援学級の先生たちと、今のレベルの確認や復習内容の進め方・話し合いや面談という流れになっています。

 

長女ちゃんの気持ちもあるので、担任の先生は今すぐじゃなくてもゆっくりでもいいので支援学級を検討してくださいとおっしゃっていたので、夫婦でも良く話し合っているところです。

 

長女は昨日から、コンサータを飲み始めているので、次はその効果や違いなどをブログに記録しておきたいと思います。