長女は、もしかしたら「ADHD障害」かも?
と、夫婦で本気で疑い始めたのは長女が小学校一年生の一学期の頃でした。
「障害児の母親になる」という自覚も覚悟もまだ無かった私は、それでもまだ現実を受け入れられずにいました。
病院や幼稚園や学校で受ける健康診断などで一度も引っかかったことがなかったし、小学校の成績も良い方だし、長女が小1の頃の担任の先生も「いつも元気いっぱいで優しくて良い子です」とおっしゃっていたし、誰にも「おかしい」と指摘されたことがありませんでした。
幼少期の頃から活発で好奇心旺盛で、特に大きな病気も無く、とにかく元気元気元気な子だったからまさかわが子が・・・障害児?という感じでした。
それまでは、「きっと、気が散乱しやすい性格なんだよね・・・」
って夫婦で話したりもしてきたけど、小学校が始まって集団行動をしたり、学校から持って帰ってくる物(筆箱・宿題のドリル・教科書・ノート・連絡帳袋など)の忘れっぽいところが目立ちすぎて・・・
長女へのしつけの仕方を夫婦で困り果てていました。
長女は時間の管理や自己管理(自分の持ち物など)も苦手分野です。
長女が二年生になり担任の先生が変わりました。
授業参観に行ったときにも、授業中さらに集中力が無くなっているのが分かりました。
一年生の時の担任の先生はベテランで教え方が上手だったので、教え方の問題もありそうですが(笑)。
授業態度や大嫌いな給食の時間の様子などを先生から聞くうちに、「うちの子なんか違う。やっぱりADHD障害なのかも!」って気づけました。
ADHDの特徴の確信が持てたので担任の先生に相談したら、ADHDの症状が気になるようなら一度、学校専属の発達障害の専門医と面談しましょうかと勧めてもらって、面談をして長女の授業中の様子を実際に見てもらい判断してもらったらおそらくADHDでしょうと言われました。
それでもどのレベルなのか知りたかったし、病院の専門医に行って検査して診断結果を受けるまで納得できなかった私は、夫婦で長女を連れて病院のADHD専門医のもとに行って検査をしました。
ADHD注意欠如多動性障害だと診断されました。
診断された日から、夫婦でADHDの発達障害の子供の親という自覚を持ち、周りの子と比べず長女は長女、長女のやりたいようにさせてあげようという優しい気持ちになれました。
これまで以上に長女への時間を大切にし、がむしゃらに怒りすぎないよう、しつけやモノの言い方などを変えました。
そして今まで長女に対して○○がなんでこうなるの?○○がどうして出来ないの?○○をどうして忘れちゃうの?・・・という不可解な疑問と溢れる憤りに満ちた日々にもやっとピリオドが打てました。
もっと早く疑いの目を持って接していたら、もっと長女の長所を伸ばしてあげられて、最小限のイライラ程度で楽しい育児が出来ていたのかなって思ってしまいました。
ADHD注意欠如多動性障害の長女のレベルを自分自身が忘れないようにするために記載しておきます。
2019年2月6日現在。
処方された薬(朝飲む薬)を飲まないと集中力が途切れてしまい授業に集中できないレベル。
(薬を飲まなくてもリハビリや、日々の繰り返しのしつけで進行を抑えることは出来るそうですが、もうそのレベルではないとのこと。そしてADHDは薬を飲んでも、大人になっても完治する病気ではないとのこと。)
ADHDの長女の特徴
(これはあくまでも我が家の長女の特徴で、ADHDでも色々な特徴がありますので一例と思ってください。)
病的な忘れっぽさ。
ルーティンワークや時間の管理が人一倍苦手。
マイペースで集団行動が苦手。
優柔不断。
物事に取り掛かるタイミングや行動が遅い。
落ち着きが無く、常に身体のどこかが動いている。
整理整頓が苦手。(学習机は私が片付けないとおもちゃやモノで溢れます)
人前で発言することが大好き。目立ちたがり屋。
リーダーシップを取るのが好き。何事も自分が一番!
おしゃべりが大好きで口を開けたら止まらない。食事中も…。
好奇心旺盛。全部がキラキラに見えるようです。
お友達と遊ぶときは複数人で遊び、飽きたら遊びの途中でも勝手に別の友達の所へ移り行く。
モノを大切にできない。(色々なものがすぐに壊れます)
大切なものでもすぐに失くす(日用品から大切なものまで自己管理が出来ずすぐにモノを失くします)
集中力が切れると字が汚なくなる。(習字教室に通わせています)
何かに集中してしまうとそれが終わるまでは周りの音が聞こえない。
スーパーやショッピングモールに行くと一人で猛ダッシュし迷子になる。
初めて行く場所でも親から離れて自分勝手に一人であちこち探検したがる。
飽きっぽくて長続きがしない。(習い事のダンスは二年間続けられています)
友達や生き物は皆平等に優しく出来る子。(性格は人懐っこくて明るくてとても優しい子)
自分の領域に土足で入ってこられると激怒する。
自分の思い通りにならないことがあると不機嫌になり奇声をあげるときがある。
嫌いな授業でも授業中は座っていられる。
宿題は1分で集中がとぎれてしまうため親が長期戦で付き合う。
小学校二年生の二学期まで私が翌日の時間割を準備してランドセルに入れていた。(時間割を揃える作業中も集中がとぎれて難しい)
自分のファッションや持ち物に関心がない。
ピンクやキラキラなど可愛いものが好きな女の子で心と身体の不一致は無し。
ここまで
また気づいたときに追記していこうと思います。
6歳の次女はADHDっぽい特徴が一切見受けられないので大丈夫だとは思っていますが、念のためいつでも過去を振り返られるように記録しておきます。
あくまでも個人的な私の育児の成長記録です。
長女と次女を比べすぎたり、長女のことをけなしているわけでは決してなく、二人姉妹の良いところも悪いところも含め、日記感覚でブログを書いています。
今後は、ADHD注意欠如多動性障害のテーマ記事を書くときは、現在の長女の様子や、長女のADHD炸裂ぶりをポジティブにお伝えできたらいいなと思っています。
長女の子育てしつけは本当に大変なことで、宿題の時間は親子で相当のストレスで、毎日何度も繰り返す暴言・理解不能の言葉・イラつく態度に耐えかねて何度も暴力を振りそうになるけど、そこをグっと我慢して長女と向き合って親子で成長し続けている今日この頃です。
私のストレス発散方法は、スポーツジムで思いっきり運動して良い汗を流すことです!!!
ZUMBA・ストリートダンス・エアロビクス・アクアビクス・ベリーダンス・ヨガ・マーシャル・バーベル上げるやつ等のスタジオに入って、筋力アップと体重アップに日々励んでいます。
来月でジム歴4年目になるので、優しくて頼れるジム友もたくさんいるし、ジムで一緒にダンスを踊る仲間とストレス発散できるので、娘たちが学校や幼稚園に行っている間にジムに通っています。
長女が幼稚園児のときに二人育児で疲れ果ていて、ストレス発散したいと旦那さんに相談したら、今のスポーツジムを探してくれてジム通いを勧めてくれた、優しい旦那さんです。
最初は、「え~痩せてるのになんでー。スポーツジム苦手ー」、「運動やダンス苦手ー!」ってタイプだったんですけどね。
いざジムが習慣づいてくると、夏休みなどのちょっとのお休みでも身体がなまり、ジム友とワイワイおしゃべりしたくなって、ジムに行きたくなっちゃうものですね。
私も旦那さんも、長女と似ている性格だなと思えるところが多々あって、よく夫婦で「やっぱり遺伝もあるかもね」と話しています。
可もなく不可も無くの普通な感じの次女の授業参観よりも、元気で好奇心旺盛な長女の授業参観の方が見ていて断然楽しいです(笑)。
今月下旬に長女の授業参観があるので、また手を挙げて発言してくれるだろうし、何か楽しいことをやってくれそうな予感がしているので心待ちにしています!
ちなみに、このさんすうのテストは、長女が今日持って帰ってきたものです。
裏表のテストで全問正解100点です!
ADHD障害で集中力がなさすぎですが、テストの点数はいつもたいてい良い点です。
今までの学校の成績も良いです。
メリハリつけるのが苦手な子のはずですが、テストのときだけ威力を発揮する凄さ(笑)!