彼らが目標としてきたものが音を立てて崩れ落ちたその日、気持ちを切り替える間もなくのトレーニング・マッチ。
誰かに言われた訳でも、誰かのためでもなく、何もしないでは居られず、その場に居た。
不甲斐ない自分と向き合うのが怖くて、それを忘れたくて、その場に居た。
でも、それでも良い。
気がつけば、君たちも15歳。
そう簡単に切り替えができる歳でもない。
幽霊のようにその場に居たとしても、それでも良い。
ただ、思い出して欲しい。
かつて、無邪気にボールを追いかけていた日々を。
それだけで、楽しかったことを。
お父さんもお母さんも、コーチも君たちのそんな無邪気だった姿を忘れない。