帰り道、歩道を歩いていたらマンションの生垣の向こうから「ゴンッ」という誰かが倒れたかも？という音が。

（というか、自分がコロナの時に部屋で倒れた時の音と同じだったのよ）

よそのマンションの敷地内でしたが、迷わず侵入したらグレイヘアがきれいなご高齢の女性が車寄せ手前で倒れていました。

「大丈夫ですか？」とお声をかえたら、

「足が上がらなくなっちゃったの。いやね〜」と苦笑い。

でもすぐには立てそうにない状況。

私につかまって下さい、と前から抱え上げる様にしてお手伝いをしたら立ち上がることはできましたが「もう少しつかまってていいかしら？」とモニカの腕を握っておられました。

少しして立ち上がれたので、骨にダメージは無いのでは？と思ったのですが痛みが激しいと応急処置はした方がいいと思い、痛みの具合など伺ったら「それは大丈夫みたい」とやっと笑顔。

タクシーを停めましょうか？と提案しましたが「お隣のマンションの友人にお土産を届けるだけだから」とおっしゃり、ゆっくりと歩ける様に。目的の隣のマンションまで見届けさせて頂き「本当に有難う」と言って頂いてお別れしました。

あの後どうされたでしょう。セルフで冷やして湿布・・・ですむほど軽ければいいなと思います。

モニカも腰椎の骨転移で歩くのが大変だった時、入院前に美容院いったのですが（その為に入院日ずらしてもらった）その時にアシスタントの方々が手を引いて歩いて下さったりして随分助かったんです

他、骨転移みつけて下さった整形外科の先生や、痛みを忘れさせてくれた上川一哉さんの舞台。その上川さん推し繋がりで仲良くさせていただく様になったご家族のみなさんなど

まだまだ恩返ししたい方は沢山

ということは、まだまだ長生きしなきゃいけませんね

ちょっと恩返し