モンゴルだるま@モンゴルのどっかにいます。こんにちは。
ご無沙汰しちゃってすみません。

草原生活とツアーアテンドが中心になる夏は、どうしてもネタも豊富にあるわりに更新する時間がとれません。

大学時代の同級生に紹介された久々の原稿お仕事が無事、リリースされました。

http://www.jitco.or.jp/press/kakehashi/vol105.pdf

財団法人 国際研修協力機構(通称JITCO)の機関情報誌「かけはし」の8月号の「各国だより」というコーナーに私の記事が掲載されています。リンクはココをクリック

写真は、モンゴル在住のお友達にも拝借しましたが、記事に関係する取材は全部自分でしたので、まぁ、私の記事、といってもよいのだと思います。

冷静に読んでみると、ちょっと段落・各項目の流れがぶつ切りな反省はありますが、編集デザインが素晴らしいのでなんだかいい感じになってます。

よろしかったら御笑覧くださいませ。

こういうモンゴル発の情報記事とかも実は好きなお仕事のひとつです。

ご感想などいただけたら、嬉しいです。

プチメかmongolhorizon☆gmail.com (☆印を@に変えてメールしてくださいまし)ペタしてね
モンゴルだるま@ウランバートルだけど、これから草原なのだ、うっしっし、です。

5日に団体さんのアテンドがありますが、今度の週末を逃すと、なかなか日帰りでまったり遊ぶ、というツアーは企画しづらいスケジュールになっちゃうので、
人が集まったらやろうかな、くらいのゆるーい感じの日帰​り乗馬トレッキングを企画します。

初心者も歓迎。
10時にウランバートル市内から出たいので、9時半ぐら​いから適度にお客様ピックアップ。

...お帰りはご自宅・ご滞在先までお送りします。

【アクティビティ】
・ウランバートル出発途中のスーパーで買出し
・1時間ぐらいでモンゴルだるま牧場着。

・ちょっと一休み+モンゴル的ウェルカムドリンク
・トイレに行ったり身支度。
・準備運動+乗馬の心得・注意事項など
・お馬さんとご対面
・まずはテクテク歩きでウォーミングアップ
・草原を走る!
・川のほとりまで走る、走る、歩く(約1時間半程度)
・ゴムボート準備・濡れても哀しくない格好に着替える(​着替え用テントを設置します)
・馬に乗りたい人はそのまま馬に乗って遊ぶ
・ゴムボートで川遊び
・適当なところでランチ
・遊ぶ
・馬に乗って帰路に着く
・反省会
・馬の乳搾りとかうしの乳搾りとか、なにか「遊牧民っぽ​い体験」をする。
・草原にさよなら
・ご自宅までお送りします。

といった感じで、盛りだくさんのような、まったりなよう​な。
でも、老若男女、いずれからも大好評であります。

【持ち物】
帽子・軍手
水着か着替え
サンダルがあると便利です。

靴はスニーカー、テニスシューズなど靴底が平らで動きや​すいものかブーツ。

小型ナイフとカップや器など

お弁当とおやつ

雨合羽(雨具とかいたら傘をご持参のお客様がいらっしゃ​ったことがあったけど、馬に乗りながら傘はさせません)

【ヘルメット・チャップス(脛充て)は貸与】

【定員】7名様まで (先着順)メールにて受付  5日夜まで草原にいるため、お返事は5日夜か6日の午前中にご連絡します。

【料金】
1名様参加で 200,000tg/人(13,500円​)
2名様参加で 120,000tg/人(8,000円)
3名様参加で 100,000tg/人 (6,500円​)
4名様ー7名様で80,000tg/人(5,500円)

お申込フォーム:以下をコピー&ペーストしてメールでお​送りくださいませ。
申し込み
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モンゴルで乗馬マスター日帰り特訓ツアー申込希望
ご希望日を明記してください。

1.氏名(フリガナ)
2.性別
3.生年月日
4.パスポート番号、有効期限
5.ご住所
6.電話番号
7.携帯電話番号
8.E-mail
9.ご自宅・滞在先の場所・ランドマークなど
10.ご職業など
11.楽しい自己紹介など
12.ご相談ごと。ツアーへの意気込みなど(希望者が同​着だった場合、より面白そうな方にご参加いただくといっ​たこともあるかも・・・)

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上記をご記入の上、メール(mongolhorizon​☆gmail.com(☆を@に変えてくださいね)をく​ださいませ。
フェースブックのメッセを使っていただいてもOKです!
モンゴルだるま@ウランバートルです。

いつの間にやら10頭あまりの馬のオーナーさんになってしまいました。

去年、羊や山羊の放牧用にと購入したアルハンガイ出身の馬2頭。

ベースキャンプから約400kmあまり離れたところから7月上旬に買い付け、そのまま乗って帰ってきた子達が

種馬 3歳馬 1頭
乗用去勢馬  3頭(うち1頭は、性格が悪いということで、地元でチェンジされたそうです)
雌馬 子馬なし 1頭
雌馬 子馬あり 白馬1頭・普通の子1頭
雌馬 こだくさん 1頭(つまりは1歳馬と2歳馬の2頭がくっついてきた)

地元で購入した子 1頭

とまぁ、豪華ラインナップですwww

で、この種馬は、一緒にいった馬方君が舌なめずりして、「どうしてもこの子!」というのでゲットした鹿毛なのですが・・・

ベースキャンプまでの旅400kmも、ホームシックで草を食べなかったり、家に帰ろうと脱走を試みたりと「あぁ、男の子って繊細ね」と心配させられるものがありました。

まだ睾丸も一人前にはなりきっていないチェリーボーイでもあり、ベースキャンプについてからも、去勢馬のおねえ達と一緒じゃないと草を食べず、ため息ばかりついておりました。

心配ながらも、お仕事があり、1週間ほど草原を留守にしていたら。。。

なんと、競走馬としての調教が始まっていました。
あらー・・・

やっと新しい環境に慣れたと思ったところで、この仕打ち。

恐るべしモンゴル人男子たち。

なぜならば、今回購入した雌馬たちはすでに種付けが済んでいる、ということで、他の種馬が「のっかる」ことは避けたい。(つまり種付けされた不安定期に、別の種馬に「のっかられる」とおなかの中の胎児が流産しちゃう危険が高いのだそうです)

そのため、自分たちの妊婦馬と一緒に放牧するわけにはいかない。

さらに、この種馬、体格的にはモンゴルでの草競馬向き。

そして、近所(といっても50km以上離れてるけど)の景勝地・テレルジが行政区として独立して10周年の記念ナーダムがある。しかも賞品豪華。

といった状況から「じゃ、競馬用に調教しちゃおうぜ!」となった次第。


豪華賞品とは何か?


上位入賞は、オートバイ、パラボラアンテナ(なんとモンゴル国内54局をキャッチ!1年間無料視聴権つき)つきテレビセット、現金、太陽光電パネルセットなどなんだそうです。

でもって、いよいよ明日、その草競馬が開催されます。

今日から始まっているようですが、うちの子は3歳馬レースなので、明日の午後3時くらいが出走。

レース会場までは、なんとトラック送迎です。豪華!

というわけで本日は、最終調整中の種馬チェリーボーイを激励しつつ、暑かったら、ゴムボート遊びと家族サービス(私は10日ぶりにあう牧羊犬・ソートンを、ガナー君は愛娘を)に興じます。
継母的点数稼ぎのために、子供用の鞍(全部セットで65,000tg 約5,000円)を購入したので(といっても、ほんとは、子供連れのお客様のためだったりもする。。。)、初マイ鞍乗馬も楽しもうという算段です。

5日にひさびさの大型団体さん(といっても10人程度)の日帰り乗馬を控えているので、ここ2週間あまり人を乗せていないお馬さんたちの野性をちょいとソフィスケイテドな状態に戻すためにも、さくっと乗馬して、初心者外人用に調教する必要があるので、遊びといいつつも、お仕事要素満載です。

自分の馬、といっても、知らないうちにメンバーチェンジしちゃってて(といってもチェンジされた馬はいずれも、私も、「こいつはいらないんだけどなぁ・・・」とあわせ技で押し付けられちゃった子なので、ツーリストさんが安心して乗れるおとなしい馬に変わってる分には文句はありません。

自分が愛情をかけてる子がチェンジされてたら、倍額払ってでも取り戻しちゃうけどね。

競走馬になる馬って、もちろん血統とか出身地とかもあるけれど、遊牧民さんにとっては、「こいつはモノになるぜ」って勘が働いたら、とりあえず調教してみる、ということもあるようです。
モンゴルの伝統的な「目利き」の方法が口伝されていて、それには細かい外見上の特徴や性格を見極めるノウハウなどもあるんですね。

3歳馬なので、それほど長い距離を走るわけではないとは思いますが、とにかく無事に一生懸命走りきってほしいです。

もはや、わが子の幼稚園運動会のかけっこデビューを見守る母の気持ちであります。(といっても、実際には子供を生んだこともなければ、幼稚園のかけっこデビューに立ち会ったこともないけどさ)