TPPの恐るべき秘密主義 | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

TPPの恐るべき秘密主義

TPPに関して極めて重要な情報である。何とTPPの各国の交渉内容はTPP発行後、4年間も秘匿させられるとのことだ。

下記をご覧頂きたい。



<リンク>阿修羅掲示板http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/789.html


【転載開始】

32. 2011年12月22日 23:16:29 : WRgPx44NhY
 22日赤旗新聞既報「ニュージーランド外務貿易省アーク・シンクレアTPP主席交渉官は11月末、TPP交渉内容の情報公開を求める国民各層の声に押され、「情報は公開できない事情がある」と説明する文書を公表した。同文書によれば、各国は交渉開始に当たり、「各国の提案や交渉文書は極秘扱いとする」合意をすることになっている、そうである。「交渉内容は公表しない、交渉文書は協定発効後4年間秘匿する」事を先ず合意して、交渉に入るそうである。さらに同文書によれば、「交渉文書や各国提案、関連資料入手できるのは、政府当局者の他は、政府の国内協議に参加する者、文書の情報を検討する必要ある者または情報を知らされる必要ある者に限られる。さらに、文書入手しても、許可された者以外に見せる事は不可。交渉文書は、TPP発効後4年間秘匿され、TPPが成立しなかった場合は、交渉の最後の会合から4年間秘匿する」とのことである。某NGOは、「これまでに公表された唯一の文書は、どんな文書も公表しないという説明の文書だ」と批判している、そうである」


              「4年経てば,ほとぼりが冷める、ということか」

 開国だ、開くんだ、鎖国は駄目だ!、とか偉そうにいっていたが、実態は徹頭徹尾秘密主義じゃあないか、そして事実や内容が分ったときには、我々を、後のまつりと、地団駄ふんで悔しがらせる仕組みになっているようだ。4年後に内容を知らされても、国会で批准され発効したあとで、どうしようもない。なぜ、交渉前、交渉途中も、いいもので自信あるんだったら、全て内容を公開しオープンに国民各層を参加させないのか。例の条項も含めて、TPPというのは、本当の事をみんな知られたら困る、相当な仕掛けがあるということだ。
 かっても、似たことがあった。明治22年、憲法が発布されたが、国民は内容も知らされず、制定経過も分からずツンボ桟敷におかれた。憲法発布ときいて、お上が”絹布の法被”をみんなにくれるそうだと早合点したのもいたし、芸者の”藤八拳法”をお上がやると勘違いしたのもいたかも知れない。これを笑うことはできない、何しろ知らされてないのだから。さすが、中江兆民や植木枝盛は、発表された憲法を読み「噴飯ものだ!」と大笑いしたそうだが、市民革命・権力移動と憲法を学んだ者にとっては当然だ。憲法とは、権力・権利をもぎ取った国民大衆が、その事を書面に記して、権力者にも認めさせる、その書面だからだ。その書面でもって、わざわざ、絶対権力者に全権力・全権利を与える事を表明する、このおかしさに兆民は笑わずにいられなかった。
 100年後の今、TPPも同じことが起きようとしている。何も知らされない国民は、アメ玉でも呉れると期待しているが、くれるのは雹・霰・礫であったとき、仕事も職場も奪われるのだからアメ玉ではないのは明らかだが、ジタバタしても遅い。山田さん達、反TPPの人達に、ここは1つなんとしても頑張ってもらいたい。

【転載終了】


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世界人権宣言 第一条(外務省 仮訳文)
 「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神(友愛)をもって行動しなければならない。」


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【参考リンク】■テーマ 真理・自由・平等・友愛について



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