病んでしまった超大国アメリカ | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

病んでしまった超大国アメリカ


真理のある民主主義を目指す経済社会論



<リンク>ラジオイラン 米国 占拠運動で5000人以上が逮捕http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23658:5000&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116


【以下転載】

アメリカの警察は、この3ヶ月間で、アメリカ各地での資本主義に抗議するデモの中で、5000人以上を逮捕しています。
プレスTVや占拠運動関連団体の報告によりますと、12月12日の時点で、アメリカの94都市で、占拠運動の参加者5425人が逮捕されたということです。
この団体は、「これは単に確認された逮捕者の統計に過ぎない」と語っています。
アメリカのニュースチャンネルのインターネットサイトでも、「逮捕者が最も多いのは、順に、ロサンゼルス、ニューヨークシティー、ツーソン、シカゴとなっている」とされています。
ウォール街占拠運動は、9月17日、ニューヨークで、アメリカの大企業の利潤追求、上層部の腐敗の拡大、貧困、社会的不平等、大企業の政府の政策に対する影響力に抗議して始まりました。
この数週間、アメリカの警察は、各都市で抗議者を襲撃し、数十名を逮捕すると共に、ウォール街占拠運動のテントを撤去しています。
警察による抗議者の弾圧や逮捕にも拘わらず、ウォール街占拠運動はアメリカの他の都市、さらにはオーストラリア、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、ポルトガルといった他国にも広がっています。
【転載終了】

真理のある民主主義を目指す経済社会論

<世界の軍事費2010年度 アメリカが圧倒的である>



<私のコメント>


アメリカで所得格差を生み出している社会システムに反対する反ウォール街デモが起きてから3ヶ月。

運動は全米に拡大しているが、既に逮捕者は5000人以上に上っている。

もはや内戦に近い状態である。


リーマンショック以降の不景気でフードスタンプといわれる生活保護者が約5000万人に達し、世界一豊かな穀倉地帯で飢餓状態の人々が無数にいる国家。


一方、たった一国で世界の半分の軍事費を支出し、対外戦争を繰り返す。

かっての自由と民主主義の国が世界最悪のならず者国家になってしまった。


アメリカの持つ潜在力は以前強大なものがあるが、極端に拡大した貧富の格差と、911以降の警察国家化により、自由と平等の民主主義の国を標榜する国家としての矛盾が頂点に達してしまっている。

ここまで病んでしまったアメリカは今後も国家として機能していくことが出来るのだろうか?

アメリカの直面している矛盾は、金融資本を頂点とした「偽りに基づく民主主義」が作り出した矛盾である。

自由・平等・友愛は建前であって、偽りの情報によりマインドコントロールされる。

現在のアメリカに一部の希望があるとすれば、ウォール街占領運動によって米国民の思想に大きな変化が出てきたという以下の指摘にあるだろう。


<参考リンク>米思想家チョムスキー氏、「ウォール街占拠運動は、米国民の思想を変えた」

http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23729:2011-12-17-13-54-56&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116


アメリカの強い影響下にある属国日本は、アメリカ社会の後を追っている。アメリカで起きたことは今後の日本で起きる可能性が高いのである。

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偽り・自由・平等・友愛=偽りに基づく民主主義の原理

真理・自由・平等・友愛=真理に基づく民主主義の原理


世界人権宣言 第一条(外務省 仮訳文)
 「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神(友愛)をもって行動しなければならない。」


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【参考リンク】■テーマ 真理・自由・平等・友愛について



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