金融権力の分裂か? | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

金融権力の分裂か?

<リンク>【国際】仏大統領候補IMF専務逮捕 ホテル従業員にオーラルセックスを強要 逃走中に空港の機内で身柄確保


<リンク>【米仏】IMFストロスカーン氏(62)婦女暴行容疑の逮捕、フランス政界に激震。次期大統領を有力視されていた[05/15]



<私のコメント>

IMFの代表が性的暴行をホテル従業員に加えたとして逮捕された。

この事件を単なる犯罪事件として考えるのは単純すぎると思う。


何故なら、IMFのトップに立つ人間は、普通の犯罪では逮捕されないだろうから。

そんなことで逮捕されるなら世界中の指導者たちは大量に逮捕されることになるだろう。

権力に近づけば近づくほど犯した罪も重くなっていくのが現在の世界の権力構造だからだ。

つまり、現在の世界権力はマフィア組織のそれに近いと私は思っている。


IMFの代表が逮捕された理由はおそらく権力争いが絡んでいるのだろう。

カーン氏は来年のフランス大統領選挙で最有力候補に上げられていたのだから。


また、一連の動きは単なる権力争いではなく、金融権力の分裂を表しているように見える。

一見、私達一般市民とはあまり関係の無い事件に見える。

しかし以下の動向に大きな影響を与えることになる。


・2012年のフランスの大統領選

・今後のIMFの意思決定と方向性

・欧州各国の債務危機への懸念

・金融権力内部の動向


一個人の犯罪事件と見るにはあまりにも大きすぎる事件であるので、今後の進展を注視したい。


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