オバマ政権の実態 | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

オバマ政権の実態



ワールドフォーラム経済レポートより転載


(以下転載)

「チェンジ」の大ウソを暴露するオバマ「超タカ派新政権」の人事・人脈 (週間金曜日12月5日記事)

l
投稿者 新世紀人 日時 2008 年 12 月 05 日


米国 「チェンジ」の大ウソを暴露するオバマ「超タカ派新政権」の人事・人脈


来年1月20日の大統領就任式を前に、オバマ氏のブッシュ政権との差がないに等しいタカ派・好戦主義の軍事・外交路線が早くも露わになっている。特に次期米政権発足に向けた準備機関である「政権移行チーム」の主要メンバーやブレーン、閣僚の顔ぶれを見れば一目瞭然で、「チェンジ」のウソは明らかだ。
 典型的なのは、諜報関連の同「チーム」を取り仕切っている元CIA高官のジョン・ブレナン氏の存在。2003年3月のイラク開戦前、国連安保理でパウエル国務長官(当時)が行なった前代未聞の「イラクの大量破壊兵器」に関する演説の下敷きになった、CIAによる情報偽造工作を手がけた人物。さらに、CIAによる拷問や「容疑者」の外国への強制拉致・収監といった違法行為や裁判所の許可のない盗聴などを正当化する発言を繰り返しており、オバマ氏のブレーンでもある。
 また中東問題のオバマ氏のブレーンであるデニス・ロス氏は、ユダヤロビーの大物。ワシントンに影響を及ぼすユダヤロビーの最強団体「米・イスラエル公共問題委員会」に今年出席して「イスラエル無条件支持」などとオバマ氏が演説した際の、スピーチライターだ。一時ブッシュ政権の防衛・外交部門を握った極右ネオコンと密接で、現在対イラン攻撃を裏で画策している中心人物の一人だ。
 オバマ氏の閣僚任命第一号で、次期首席補佐官に任命されているラーム・エマニュエル下院議員はイスラエルの二重国籍者で、以前FBIがイスラエル諜報機関・モサドとの関係を内定していたとされる。イラク戦争の積極的支持者で、民主党内で一時米軍の段階的撤退論が出た際、増派を主張。国際的な非難を浴びたイスラエル軍のパレスチナ要人暗殺についても積極的に擁護している。
 国務長官に決定したヒラリー・クリントン上院議員は選挙期間中、「(自分が大統領なら)イランを攻撃する」「イラン人を全部抹殺できる」などと問題発言。イラク開戦前には「大量破壊兵器」や「テロリストとの関係」といったブッシュ政権のデマを自ら繰り返して戦争を煽り、イスラエルによるヨルダン川西岸の不当な「分離壁」についてもわざわざ現地で賛美するほどの、超タカ派の代表格だ。 編集部


[新世紀人コメント]


これは力作記事だ。
ブッシュ政権下のパウエルとライスの人柄の違いを注視した上でオバマと言う人物の処世術を見抜かなければならない。
オバマはパウエルとは全く異なる。
…それに、オバマは黒人ではないのだ。世界を流転するユダヤ人と心情的には通ずるものを持っているのではないだろうか。
恐らくは米・イスラエル二重国籍のエマニュエルとはかなり心情的に通じ合っているのではないのか。
それに オバマは本当は古代からのユダヤ人の血筋 である可能性を私は疑ってきている。
その事が隠されていて何時の日にか明らかにされるのかもしれない。
尤もそれも贋物であるかもしれない事ではあるのだが。
ヒラリーはオバマやエマ二ュエルの上官的地位にいる人物なのかもしれない。

やはりオバマは米国民の目先を”チェンジさせる”為に投入されたようである。


◎「米国の独裁制」の特徴は強圧性ではなく詐欺性であることにある。それは、二党による政権交替により目先の変化を生じさせて、国民大衆の期待を一定方向に集めてしまう事と、さらに、大統領制により”フレンドリーな首長の夢”を国民に見せる事による。二党独裁制と大統領制の二本柱によって米国独裁政治は詐欺的に運営されてゆくのだ。この体質は、米国経済の体質つまり「金融軍事欺瞞経済」に由来するものであると私は考えている。人の性格が行動を規定する事に等しい。


オバマがいいやつであるとか、米国を変えてくれるであるとかいった日本でも起きている好意的評価は米国のバブル経済を知らない事に由来するだろう。
それは極めて日本人的な心情発露である。
米国の経済の体質と軍事の体質が特異なものである事を知らないと表面だけが見えるのだ。


慎太郎はお坊ちゃまだが、醜い権力欲の塊りだ。お坊ちゃまは可愛い。オバマも可愛く見えるだろう。


オバマやエマニュエルは使われてゆく。
ムンバイの由緒あるユダヤ・シナゴーグが訳の判らない奴らから攻撃を受けた事は不気味な出来事である。二千年以上前にユダヤを脱出した人達が住み着いたところの一つにこの地があるのだが、ある部分は日本にもたどり着いている筈だ。


ユダヤ人を戦いに追いたてて、漂泊・放浪に追いたてる事により、今までさんざんに利用した彼らを、用意したゲットーに集めて帝国主義的経済体制の舞台の幕引きを行うのではないだろうか。 オバマ大統領総統閣下が広いゲットーを用意して下さるのではないだろうか。彼と親しいエマニュエル副官はイスラエルと米国の二重国籍であることは象徴的である。


さあ、Oファシズム自滅列車が来春には発車する。「お乗りになる方は急いでください。降りられる方はお早めに。」…そのように駅長が呼びかける。

(転載終了)


<自分のコメント>

オバマ政権の新内閣の実態は、ブッシュ政権のときから何の変化も無いことがあきらかになってきた。

チェンジと言う言葉は、アメリカをコントロールする国際金融資本が望む形での変化を意味しているようだ。


一つは金融危機に対処するとして、大規模な金融改革が行われるだろう。

しかし、その改革は、金融権力を制限することではなく、逆に金融権力をより拡大させる方向に向かうと思われる。

政治の直接的な影響力をますます狭め、金融権力を拡大させていくだろう。

その改革をオバマが担うことになるようだ。

国際金融資本は創造と破壊を起こし、新たなシステムの創造を行うことによって更なる権力の拡大が行われてきた。

歴史をみれば同じ事を繰り返している。

多くの場合、地獄の道は善意で舗装されている。


上記の記事に、米国の独裁体制は強圧制ではなく、詐欺制にあるというコメントがある。

偽りの民主主義の本質を表している言葉だ。

一方、詐欺制であると同時に強圧制も持っている。

特に911以降の愛国者法などによって強圧制は強まっている。

詐欺制と強圧制を兼ね備えた新しい形のファシズムに移行しているようだ。


真理を詐欺が無くし、強圧によって自由が無くなる。そして、平等の権利は富の階級社会によって無くなり、友愛は教育やメディアのコントロールによって敵が作られ操作される。

偽りの民主主義をなくすには、真理・自由・平等・友愛を尊重する心を養うことが、本質的な解決につながると思う。

健全な民主主義を作りたい方と思う方はクリックを。[人気ブログランキングへ]