アメリカのバイデン新副大統領の戦慄の予言 | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

アメリカのバイデン新副大統領の戦慄の予言

アメリカの実態

バイデン新副大統領の戦慄の予言

アメリカの新しい副大統領に就任するバイデンが10月19日に戦慄の予言を行っている。このことは日本のメディアではほとんど報道されないが、現在及び今後の国際政治経済を考える上で極めて重要な内容である。
詳しい記事があるので以下に転載する。

豆長者 危機がやってくる by ジョー・バイデン


以下転載)
2008年10月19日、ジョー・バイデン、
ワシントン州シアトル市、シェラトン・シアトル・ホテル、資金調達高額者のための晩餐会にて。

<中略>
(音声付)
特に申し上げておきたいことがあります。
よく聞いてください。よく聞いてください。
半年もしないうちに、世界がバラク・オバマを試します。
ケネディ大統領がそうだったように試されます。
世界が見ています。
私たちは、47歳の素晴らしい上院議員をアメリカ合衆国の大統領に選ぼうとしてます。
私の話で他のことは忘れてしまっても、私が今ここに立って、皆さんに申し上げたことは覚えておいてください。
よく見ておいてください。
国際的な危機が私たちにやってきます。
危機が発生します。大統領の勇気や決断力を試すためにです。
大統領は、本当に困難な、それはどのようなものになるか私には分かりませんが、とにかく起こるということはお約束します、そういう決断をしなければならなくなるのです。
歴史を学ぶ者として、また、7人の大統領に仕えてきた身として、私は、そういうことが必ず起こるということを皆さんに申し上げておきます。
どこでそういった危機が発生するのか、私なら、少なくとも四つか五つのシナリオをお話しできます。
ですから、オバマには助けが必要になるのです。


(転載終了)

ロシア政治経済ジャーナル No.545 2008/11/12号
2008/11/12 【RPE】バイデン恐怖の大予言(戦争は不可避か?)FSBI

(以下転載)
ロシアでは今、「バイデンさんの予言」がちょっと話題になっています。
それによると、「世界的危機は不可避」で、問題は「中東」か「ロシア」で起こる可能性が高いのだそうです。

<中略>


バイデンの予言とは?
さて、バイデンさんの予言とは何でしょうか?
これは、オバマさんが勝つ前、10月20日の発言です。
曰く
バイデン
「われわれは、多くの苦しい決断を下さなければならない。大変苦しいものだ。国際問題も含んでいる。」
たくさんの苦しい決断を下さなければならないそうです。
経済問題ばかりではなく、国際問題も含むと。

バイデン
「ひとつのことをいっておきたい。私の言葉を覚えていてください。必ず覚えておいてください。」
覚えておきますよ。

バイデン
「ジョン・ケネディーの時がそうだったように、世界がオバマの強さをテストするまでに6か月はかからないだろう。」

要するにオバマさんが大統領に就任してから6か月以内になにかが起こると。

バイデン
「他のことは忘れても、私が今いったことを覚えておいてください。皆さんは、国際的危機を目撃することになるでしょう。人の手による(=人為的な)危機です。それが(危機が)この男(オバマ)をテストするでしょう。私は、彼がどんな決定を下さなければならないのかも、わかりません。」

つまり、誰かが人為的に国際的危機を起こすのですね。
それは、オバマさんにメチャクチャ苦しい決断を迫ることになるのだと。
バイデン
「しかし、私は皆さんに、それ(危機)が起こることを約束します。私は、7人の大統領の下で働いてきました。私は、それが起こることを保証します。」

えらい自信じゃないですか?
「約束する」「保証する」
よっぽど自信がなければ、こんなこといえませんね。
あ!
ところで、「国際的危機ってなんなのですか???」

バイデン
「私は皆さんに、5、6のケースをお話することができます。たとえば、中東・あるいはロシア(で危機が起こる)」
これを聞いて、皆様は驚きません。
さて、バイデンさんのいう「国際的危機」をもう少し具体的に考えてみましょう。
(バイデンさんは、だいたいの場所は語ったが、具体的内容は語らなかった。)

▼イラン戦争
<中略>

▼第2次グルジア戦争
<中略>

▼そのほかの可能性
以上二つは、かなりありえるシナリオです。
しかし、バイデンさんは5~6のケースがあるといっている。
とりあえず他の可能性も考えてみましょう。

1、東欧MD問題が「キューバ危機」のような事態になる?
<中略>
2、ウクライナとロシアの戦争?

<中略>

3、朝鮮半島(北が韓国を攻める?)

4、パキスタン(アメリカはしばしば、パキスタンを空爆している
<中略>

5、シリア(アメリカはシリアを空爆している)
<中略>
バイデンさんは5~6のシナリオがあるといっています。
いくつか考えられるパターンをあげてみました。
しかし、一番可能性が高いのはやはり、1、イラン戦争2、第2次グルジア戦争でしょう。

▼戦争はアメリカの国益
バイデンさんは、「国際的危機」が「人為的」に起こるとしています。要するに、「イランかロシアが起こす」といいたいのですね。
ところが、イランもロシアも、戦争をする理由などないのですよ。
確かに両国は超反米です。
しかし、戦争してアメリカに勝てるはずがないでしょう。
だから彼らは、アメリカのアキレス腱を攻撃し、着々と成果をあげて
いる。
「アメリカのアキレス腱ってなんだ?」
皆さんご存じのように、
・アメリカは世界最大の債務国である
・しかし、米ドルが基軸通貨なので破産しない
もし米ドルが基軸通貨でなくなれば、普通の借金大国になり破産
する
・だから反米諸国は「ドルの使用量を減らす」ことでアメリカを没落
させることができる。
全世界でドル離れの動きが加速しています。
で、一番熱心にやっているのがイランとロシアなのです。

・イランは、原油をドルではなく、ユーロ・円で輸出している
・ロシアは、原油をルーブルで輸出しはじめている
・プーチンは、「ルーブルを世界通貨にする!」と宣言している
・ロシアと中国は、「二国間貿易でドルを使わない」ことで合意
・ロシアとベトナムは「二国間貿易でドルを使わない」ことで合意

要するに、イランとロシアは、「戦争をせずに」アメリカを没落させているわけです。
では、バイデンさんが自信たっぷりに国際危機の勃発を「約束」したり「保証」したりするのはなぜか?
たとえばCIAのエージェントが、イランとロシアの意図を探り出したとしますよ。
でもバイデンさんが「6か月以内に国際的危機が起こされる!」なんて叫んじゃえばどうです?

しかも「場所は中東かロシアだ!」と。
ロシアとイランは、「おいおい、バレバレだよ。計画変更だ!」ということになるでしょう。
しかし、アメリカがイニシアチブをとって、「国際的危機」を起こすのなら、バイデンさんも「約束」できるし、「保証」できるでしょう。
ただ、「ロシアが攻めてきた!」「イランが攻めてきた!」という演出は必要ですよ。
(例、リメンバー、パールハーバー!)

ブッシュ政権は、この辺が下手でしたね。
民主党は、プロパガンダが上手です。
(例、セルビアはコソボで民族浄化をしている!だから、セルビアを空爆しよう!だれも異議を唱えない。)
さて、イランとロシアを攻撃するアメリカの国益とはなんでしょうか?

1、ドル基軸通貨体制を守ること
原油をドルで売らず、ユーロ・円で売っているイラン政権を転覆させる。
<中略>
2、石油・ガス確保
<中略>
3、大公共事業
<中略>
▼オバマさんの苦悩
ここまで「バイデン恐怖の大予言」の意味を考えてきました。
見えてくるのは、「何の決定権もない」オバマさんの姿です。
集まってきている人の顔ぶれをみると、オバマ政権は、

1、親イスラエルである
2、親中国である(例、バイデンさんは親中)
3、反ロシアである
4、反イランである
ブッシュ時代との違いは、唯一「中国にさらに甘い」ということだけでしょう。
オバマさん個人は、「イランとも北朝鮮ともロシアとも対話」したい。
そして、戦争につかれた全世界の人々も、オバマさんに「平和」を望んでいる。
しかし、基盤が脆弱なのですね。
なぜ脆弱なのか、プーチンさんや中国の指導者と比較すればわかりやすい。
プーチンさんは大学卒業後、ず~とKGBで働いてきました。
そして、最後にはFSB(旧KGB)の局長にまでのぼりつめた男。
つまり彼の後ろには、FSB全体がついている。
これは強い。
一方メドベージェフさんの後ろには、プーチンさんしかいません。
だから、逆らえない。
中国の指導者たちも、一歩一歩共産党の出世階段をのぼっていきます。
階段をのぼるたび、権力が大きくなっていく。
そしてのぼりつめるころには、共産党全体が支配下に入っている。
オバマさんは、ワシントンで孤立無援。
誰かパトロンがいなければどうしようもない。
それで、ブレジンスキーさんのような大物や、イスラエルロビー・中国ロビーのいうことを聞かざるをえない。
前号で、「オバマさんがアメリカのゴルバチョフ」になる可能性について書きました。
オバマさんの道も、ゴルビー同様厳しいものになりそうです。
(転載終)


<自分のコメント>
自称シオニスト(新イスラエル)であるアメリカの新副大統領バイデンの講演は、今後、大規模な国際的な危機を演出する計画があることを予見させるものだ。
そのショックはケネディーがキューバ危機の時に試されたのと同じくらいの危機と述べている。
その危機が必ず起こるという発言をシオニストの新副大統領が行っているのだから、世界は極めて危険な状態にあるといわざるを得ない。
では、オバマ大統領にこのような凶行を止める力があるのかといえば、ロシア政治経済ジャーナルの最後の文章にあるように、無いと思われる。
オバマは、アメリカの支配者層のグループ(新イスラエルロビー)から推薦されて大統領になった。(シオニスト達が支配するメディアの支援によって)
そのグループの意向を無視して政策を行うことはできない。もし敵対するようなことがあれば、すぐに政治権力を失ってしまうだろう。オバマ大統領には、他に後ろ盾になる勢力が存在しないからだ。
もちろんアメリカ国内から、シオニスト勢力以外の支援がオバマにつくならば可能性はあるが、オバマ自信がシオニストである可能性も高い。
アメリカの凶行を止めることが出来るかどうかは国際的な力にかかっている。
日本はそのようなアメリカを無条件に救出するのではなく、条件をつけて交渉するべきだ。
日本のお金はアメリカを支える最大の柱の一つになっている。
日本が、アメリカの凶行を止めさせる力があることを自覚し、世界平和のために自立した政策をとっていくべきだろう。

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