初の黒人でユダヤ系の大統領誕生か | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

初の黒人でユダヤ系の大統領誕生か

オバマ氏勝利とブッシュ政権終焉を歓迎 各国メディア 11月5日18時15分配信 CNN.co.  yahoo!japan ニュース

(以下転載)
(CNN) 米国の大統領選挙で民主党のバラク・オバマ上院議員の勝利が確実になったことを受け、各国のメディアはオバマ氏に祝意を表し、ブッシュ政権が終わることを歓迎する論調も目立った。

英タイムズ紙は、オバマ氏が米国政治を復興させたと指摘し「昨日の圧倒的な投票率は活気を取り戻した米国民主主義の活力、熱狂、期待を示すものであり、歴史の転換点に立つ国が抱く不安を示すものでもある」と解説。「新大統領は国内では経済的、社会的変動に直面し、国外では対立と向き合うことになる」とオバマ氏が背負う課題の大きさに言及した。

ドイツのシュピーゲル誌は、オバマ氏の「目覚ましい勝利」について報じ、「身の周りの雑音にまどわされずにいられる特異な能力が、強さの根源になるだろう」と論評した。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラは「ブッシュ大統領と共和党の失敗によってかき立てられた有権者の不満の波に乗って(オバマ氏が)浮上した」と解説。戦争に嫌気が差した米国が「国外でさらに大規模な軍事介入をすることはないだろう」と予想した。

イスラエルのエルサレムポスト紙は、ブッシュ政権からオバマ政権に切り替わることによる中東政策の転換は「革命的というより進化的なものになる」と評した。さらに、「オバマ氏は米国初の『ユダヤ系』大統領になる」というオバマ氏の友人アブナー・ミクバさん(82)の言葉を引用している。

中国の英字紙チャイナ・デーリーはオバマ氏に祝意を表したうえで、「これまでより協力的で対話に熱心な新生アメリカが期待できる」と評価した。

インド紙タイムズ・オブ・インディアは、「インドとの強力な関係を支持している」オバマ氏の姿勢を評価しながらも、米国企業による業務の海外アウトソーシングに消極的な政策については、インドにマイナスの影響を与えかねないと懸念を示した。

ロシアのプラウダ紙は「8年間に及ぶ地獄が終わった」と宣言し、ブッシュ大統領の失敗と対ロシア政策の問題点を列挙した。

オーストラリアではシドニーモーニングヘラルド紙がオバマ氏の選挙運動について「多額の資金集めに支えられた驚くべき草の根政治運動だった」と賞賛。オバマ氏が「いまだに人種に引き裂かれた国」の指導者になることで、「ブッシュ政権下での8年に及ぶ混乱の時代は終わる」と結んでいる。

(転載終了)

<自分のコメント>

オバマ氏がアメリカ大統領選挙に当選することが確実になった。
黒人としては初のアメリカ大統領の誕生だ。
上記の記事で私が初めて知ったことは、イスラエルポスト紙が報道したことだ。
「オバマ氏は米国発のユダヤ系の大統領になる」というオバマ氏の友人の言葉だ。
オバマ氏の母親は白人で、父親が黒人である。
ユダヤ系とは母親の血筋なのだろうか?
この言葉が本当ならオバマ氏は米国発の黒人でユダヤ系の大統領ということになる。

この件で気になるのは、現在のアメリカにおけるユダヤロビーの影響力の巨大さだ。
アメリカが国益を無視してまで、異常なまでにイスラエルに肩入れするのも、ユダヤロビーの力のおかげだ。
金融はもちろん、メディアも含めてユダヤロビーの影響はアメリカをコントロールしている。
オバマ氏はイスラエルへの支持を表明し、副大統領のハイデン氏も自分はシオニストだと断言していた。
今までの政権と同じようにイスラエルに肩入れするということだ。

また、オバマ氏の外交顧問にブレジンスキーがいる。
ブレジンスキーは国際金融資本権力の戦略家として、アメリカの政策をリードしてきたと言われている。
そのような人間がオバマ氏の外交顧問に就任していること、彼の背後にいる人物や勢力、そして大手メディアがこぞってオバマ氏を称賛しているのには、危惧を覚える。
なぜなら、この勢力こそが、金融危機を意図的に作り出し、戦争を起こし、自作自演のテロを起こし、偽りに基づいた民主主義を作ってきたと思われるからだ。

今後オバマ氏がアメリカに支配的な力を及ぼしているユダヤロビーの影響を排除し、ウォール街とFRBの力を制限し、911やイラク問題などのブッシュ政権の後始末をどのようにつけるのか。
オバマ氏が唱えるチェンジという言葉が、真理のある民主主義への変化になるか、別の方向に向かうのか。
現在の時点では何も言えない。

オバマ氏がケネディーが行おうとしたような正しい変化をアメリカにもたらすことを期待したい。


健全な民主主義を作りたい方と思う方はクリックを。[人気ブログランキングへ]