どの科目を選択するかは、みんなが迷うところですよね。
まずは、学校の科目紹介セミナーなどにもちゃんと行ってくださいね。
そして、その科目の先生に、いろいろ質問をぶつけてみましょう。
ここでは、僕の個人的な、
ホントに
ホントに
個人的な意見をお話ししますね。
どの科目がオススメだとかは、人それぞれによって違うので、
個別に相談に乗りますからね。
それを前提に、ちょっと長くなりますが、
誤解のないように読んでくださいね。
まず、合格には、
絶対的な「努力」と、少しの「運」、
その両方が必要になると思います。
税理士試験って、
「運」が悪かったために残念な結果になる方もいらっしゃいますが、
「運」が良いだけで、合格する方はいないんです。
僕が、言いたいのは、
「努力」を土台にして、その上に「運」があるということ。
努力なしで、運だけで合格することはできません。
ですが、科目によって、合格に必要な
「努力」と「運」の割合が異なる
というのが僕の持論です。
その割合を、科目のボリューム別に見ていきましょう。
<ボリュームのある科目>
ボリュームのある科目は、そのボリュームをこなすだけのライバルが少ないので、
しっかり時間をとって、ちゃんと勉強をすれば、
合格する道は、自然に開けてくると思います。
「努力」の割合が高い科目と言えますね。
ただ、それなりの時間が必要になります。
<ボリュームが少ない科目>
「ボリュームが少ないからうかりやすい」というのは間違っています。
ボリュームが少ないと「勉強はしやすい」かもしれませんが、
裏返してみると、ライバルみんなが合格レベルに到達しやすいとも言えるのです。
そういった意味から見ると、
ボリュームがある科目に比べてですが、
「運」の割合が高いと言えるかもしれません。
また、4科目まで持っている方が、
最後の一つに選ぶことが多い傾向にあるのが、
ボリュームの少ない科目だと思います。
3~4科目持っていて
→残りは実務経験を積みながら、
→ボリュームが少ない税法をうける。
という方が多い気がします。(個人的な意見)
そう考えると、ライバルが強敵揃いかもしれません。
3~4科目うかっている方は、勉強方法もしっかりしているし、
どれくらいやればうかるかを、完全に理解してますから。
ですが、時間は少なくても、勉強をすることができるのがボリュームの少ない科目。
ですので、働きながらや、多科目受験をされる方にはオススメかもしれません。
大事なことなので、もう一度言いますが、
「運」が良いだけで、合格する方はいませんからね。!!
努力がまず前提。その上でのボリュームの多い少ないですから。
また、ボリュームの大小と、うかりやすさは、
全く関係ありませんから。
各個人の勉強に割ける時間・環境によって、
向く・向かないがあるだけですから。
ですので、科目選択の一つの判断基準は、
このように、勉強の時間が取れるか、取れないか、
ということが一つだと思います。
ですが、個人的には、時間と同じくらい重要なのが、
自分が興味を持てる科目かどうか、
という基準です。
ただでさえ大変な試験勉強ですから、
せめて、興味のある内容、好きな内容の勉強をしたいですもんね。
こんな点を踏まえて、いろいろな科目について
科目ごとの個人的な印象・意見を
あげていきたいと思います。
<実務によく使う税金>
(1) 法人税
会計事務所の一番の稼ぎどころである法人に必ずついてまわる税金。
毎年一回は、必ず申告をする必要があるので、
会社を顧問先にするのであれば必須。
ちなみに、会計事務所の8割~9割が、
個人よりは法人を主な顧問先としていると思います。
(2) 消費税
会計事務所の主な業務の一つが、仕訳を記帳すること。
消費税は、その仕訳一つ一つの入力時に必要になるので、
法人税よりも頻繁に使う場合が多くなります。
また、消費税は、支払う金額が大きい税金なので、
ミスがあった時に、税理士が訴えられることも多くあり、
そういった意味では、税理士として、
一番おさえておかなければいけない税法とも言えるでしょう。
ただ、人気もありますし、近年は試験の難易度が高くなっているという意見も。
就職では、法人や消費を持っていると有利になる事務所が多いようです。
確かに、即戦力として見てくれると思います。
(3) 所得税
年に一回の確定申告で、まず使います。
資産税を専門に行っている会計事務所では、
複雑な所得税の計算が必要になってきますが、
一般的な事務所では、オーソドックスな計算ができればOKかと。
また、一般的な事務所は、法人の顧問先が多いので、
その会社の従業員の年末調整などにも使うことが多いです。
僕も勉強しましたが、
自分の給与明細の金額、支払う所得税
これらを自分で計算できた時の感動は、今でも忘れません。
(4) 相続税
バブルの頃は、相続税や、資産税(相続税+所得税、一部法人税や消費税)で、
儲かっている事務所が多く、
「相続税は儲かる」ということもありました。
不動産や株の価値が高かったバブルの頃は、
一般的なサラリーマンであっても、ちょっと不動産を持っていると、
相続税の課税対象になったり、
何十億もの相続税を支払う資産家もうじゃうじゃいたので。
ですが、バブルがはじけて、不動産や株の価値が下がると、
相続税を払う人も減少してくるようになりました。
「相続税の案件は数年に1回」
なんていう事務所もあります。
昔ほど、稼げる税ではないと思います。
また、試験は計算がメインですが、
実務では手続きや、添付する書類などなど、
試験ではあまり触れないところがポイントになると思います。
僕は、以前授業中にもお話しましたが、
相続を勉強したくて、この世界に入ったので、
一番興味があった税法ですが、
何せ、理論が覚えられなくて。。。
2年間落ち続けて、あきらめました。
覚えにくい理論ですが、忘れにくい理論でもある、というのが僕の感想。
<それ以外の税>
(1) 事業税
「法人税を既に勉強している方が受けることが多い」と言うことを聞いたりもします。
法人とセットで受けると良いかも。
(2) 住民税
「所得税を既に勉強している方が受けることが多い」と言うことを聞いたりもします。
所得とセットで受けると良いかも。
(3) 固定資産税
「自分で計算する税金ではないので、実務では使わない」と言う方が多いですよね。
自治体が計算して、それを支払うだけだから。
でも、固定資産税を無料でコンサルする→相続税の有料コンサルにつなげる
という狙いで、固定資産税に着目している税理士さんもいます。
僕が受けていた頃は、「計算は満点でないと受からない」なんてことも言われたりもしました。
今は、そうではないと聞きますが。
でも、計算が得意な方は良いかも、というのが個人的な印象です。
(4) 国税徴収法
ご存知、理論が中心の科目。
計算もあるみたいですが。
以前は、実務には必要ない、と言う方も多かったのですが、
僕が実務をしている中で思ったのは、
結構使うかな、ということ。
(5) 酒税
これも、僕が受験しましたが、
ただ、お酒が好きだったから。
実務では全く使えませんが、
プライベートでは、とても使えます(笑)
ここでは、これくらいにしておきます。
これでも十分、裏話ですが、
ここには書けない裏の裏話は、
個別的にお話しちゃいます。
バッサバッサ切っちゃいますから。