仮想通貨とは
今投資家の注目を集めている「ビットコイン」ビットコインはインターネットが世界に普及したことで誕生した新時代の通貨革命だと言われています。今では日本円や米ドルなど、国が保証したお金が基本になっていましたが、ビットコインは国境という既成概念すら破り、今後さらに大きな経済活動を実現する可能性を秘めています。そしてビットコインの価値が認められ始めるとともに、価値も上がり始めました。2017年4月に1BTC(ビットコインの単位)が日本円で12万円だったのが、5月に1BTCが30万円、12月に1BTCが200万円を突破しています!仮想通貨を取引(売買)できる取引所のコインチェックのNEMハッキング事件の影響もあり、仮想通貨全体の価格も暴落し、どこまで値下がりするのか、どこまで値上がりするのか誰にも全くわかりません。ここでは、投資家が注目するビットコインについて、様々な活用法や特徴、仕組み、デメリットなどの基本的な情報を紹介します。ビットコインはインターネット上で使うことができる通貨で、仮想通貨暗号通貨デジタル通貨などと呼ばれています。インターネットさえあれば、国境も関係なく世界のどこにいても使うことができるため幅広い使い道があることがメリット。国境をまたいで送金したい時も、ビットコインを使えば通常の送金よりかなり低コストですみます。また、誰かに送金する場合も、内戦などで国交が断絶している国には事実上送ることができませんが、ビットコインならできます。今まで不可能だと思われていたことを可能にする夢の通貨と言えます。ビットコインのメリット● 海外送金や決済が簡単で手数料が安い● 匿名で集金が可能● 値動きを利用した資産運用ができる 海外送金や決済が簡単で手数料が安い ビットコインはインターネットの中だけに限らず、ビットコインを導入しているお店なら実際の店舗でも使うことができます。お店のレジに上のようなマークがあればビットコインが使える印です。店舗側が提示するタブレットにスマホをかざすだけで決済が完了し、その国の通貨を持っていなくても買い物や飲食が可能です。通常なら手続きが面倒で、時間がかかり、高い手数料を取られる海外送金も、ビットコインならインターネットを通じて早く安く簡単に完了します。例えば日本円から米ドルに換えて銀行から送金すると、手数料は4,000〜7,000円ほどかかることを知っていますか?発展途上国への送金コストは、先進国よりさらに割高になります。そもそも送金自体ができないかもしれません。しかし!ビットコインなら、世界中のどこにいても無料&格安で送金できるんです。なぜなら、ビットコインは管理する団体がいないから、人件費がかからない分、中間マージンを搾取されることがなく、かなり低コストで送金できるのです。しかも必要な時間はたったの10分程度。通常、国によっては1週間から10日かかることもある中で、この速さはものすごく魅力的です。 匿名で集金が可能 ビットコインはQRコードを読み取るだけで「簡単に」「匿名で」送金ができるメリットがあることから集金や寄付集めに適したツールだと言えます。 値動きを利用した資産運用ができる ビットコインは日本円や米ドルなど各国の貨幣と同じように、需要と供給によって値動きします。ビットコインの普及が進み多くの国の人が利用し始めると、ビットコインの貨幣価値が上がり、天井知らずの勢いでう上がりし始めたのです。2009年ビットコインはリーマンショックによる不況で真っ只中のころ誕生しました。その誕生から間もない、まだあまりビットコインが知られていなかった頃、ノルウェーの男性が約2,400円分のビットコインを何気なく買ってみたところ4年後に約1,800万円まで高騰していてその2,400円で買ったビットコインを元手にオスロ市(ノルウェーの首都)に家を買うことができたというのは有名な話です。この例からもわかる通り、ビットコインは大きな値動きの可能性がある魅力的な資産運用方法なのです。