ビットコインの価格は、わずか2日間で10万円(12%)上昇し、今日の7月25日午前中は93万円台にまで上りましたね!

今週は90万円(または8,000USドル)を目指す展開になると予想していましたが、月曜に簡単に90万円のラインを超え、今日もまだ上昇を続けています。

果たしてこの上昇相場はどこまで続くのでしょうか?



 



長期的な視点でBTCのトレンドを考えるとき、上値となりそうなラインは110万円、あるいは1万USドルでしょう。

110万円は今年4月下旬から5月上旬の高値。

ゴールデンウィーク明けの5月7日から下落を始めたBTCは、6月27日に65万円の底値を付けるまで約2ヶ月間下落を続けました。

米ドルの視点で見る場合、5月初旬の円ドル相場は1ドル109円前後だったので、米ドルでの当時のBTC相場は9,900ドル前後でしたね。

1万ドルの天井を超えることが出来ず、5月7日の 9,970ドルがBTCの高値となり、その後また下落。

これらのことから、今後は市場の心理線はこの110万円と1万ドルがひとまずの目安となるのは間違いないと思います。

特に、米国でのETFに注目が集まっている現在、米ドル建てで大きな意味を持つ1万ドルのラインは、市場全体が注目していますからね!

蛇足かもしれませんが、110万円と1万ドルの壁の次のラインは、120万円と1万2千ドルです(為替の変動があるため、現在の円ドル換算と一致していない)

今年1月の仮想通貨市場の崩壊以降、BTCはこのラインを超えることができていません。

2月中旬から3月上旬にかけて、BTCは2回この120万円と1万2千ドル(当時のレート)の壁に躓いているんです。



ここ数日の仮想通貨市場全体の値動きを見ると、BTCだけが突出して上昇し、アルトコインのほとんどは下落基調ですね。

仮想通貨市場全体の時価総額における、BTCの時価総額比率は50%を超え、BTC一人勝ちの構図がハッキリと見えます。

つまり、ここ数日のBTCの値動きは、アルトコインが売られてBTCが買われた結果です。

仮想通貨市場の中だけで資金が移動している、と言い換えることもできるでしょうね。

BTCのドミナンスが50%を超えた現在、アルトコインからの資金振替だけでは早晩限界に達し、BTC相場は頭打ちになると思います。

BTC及び仮想通貨市場が成長するためには、外部からの資金流入が不可欠です。

BTCが110万円の壁を超えるためには、機関投資家の参入が重要なカギとなると私は思います。


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