こんにちは。松見 悠美子です。

 

 

 

働く女性の豊かさをサポートする、

ファイナンシャルアドバイザーになるべく、勉強中です。

 

 

 

女性は、ライフスタイルの変化で、

仕事や働き方も変わることが多いのが、現実。

 

 

働くか、働かないか?

パートかフルタイムか?

 

だけでなく、会社に属さずに

個人事業主として、働く人も増えてきましたよね。

 

 

でも、起業したての時期は、

収入が低かったり、安定しなかったり・・・

 

 

これから会社を離れて、独立を考えている人や、

既に起業して、今、扶養内でお仕事している人も、

 

収入がいくらまでなら、夫の扶養に入れるのか?

いくら以上になったら、夫の扶養から外れるのか?

 

気になりますよね。

 

 

今日は、個人事業主が扶養に入れる範囲、

について、お伝えしたいと思います^^

 

 

 

扶養という考えには、

 

税金上の扶養

(税金が安くなる)

 

社会保険上の扶養

(社会保険料が免除になる)

 

の2つがあります。

 

 

 

今回は、そのうちの1つ、

「税金上の扶養」について、

 

夫:会社員、または公務員、

妻:パートタイムの収入がない個人事業主、

 

という設定で、お話しますね。

 

 

 

税金上の扶養に入るかどうか

基準になる、ボーダラインがこちら

↓↓↓

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

妻の所得が、

1.38万円 (青色申告ナシ)

2.103万円(青色申告必須)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

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memo ここで、チェック。所得とは?

収入(売上)ー必要経費=所得(利益)

 

収入(売上)から、

お仕事をする上で、必要になり払った

金額(光熱費、交通費、通信費など)を

差し引いた残りが、所得(利益)です。

================

 

 

では、細かく見ていきますね。

 

 

 

1.妻の所得合計が、38万円以下の場合

 (青色申告ナシでもOK)

 

個人事業主の妻の

売上ー必要経費=38万円以下であれば、

妻は、夫の扶養内で、妻に税金はかかりません。

 

 

◆税金について

------------------------------

妻:所得税、住民税ゼロ

  確定申告不要。

  

夫:「配偶者控除」の適用。

  夫の所得から、38万円分にかかる税金が免除されます^^


 

◆妻の所得が38万円を超えると?

------------------------------

妻:青色申告をしていない場合には、

税金を払う必要があります。

 

夫:「配偶者特別控除」の適用。

(妻の所得76万円未満まで)

 

 

 

年間38万円の利益ということは、月に3万円程度。

 

もう少し稼ぎたいけど、できれば扶養の範囲で働きたい。

という人には、こちらがおすすめです。↓

 

青色申告をして、上手に節税ができます。

 

 

 

2.妻の所得合計が、103万円以下の場合。

 (青色申告必須)


青色申告をすると、

「青色申告特別控除(65万円)」が認められます。

 

つまり、

基礎控除38万円+青色申告特別控除65万円=103万円

 

 

売上ー必要経費=103万円以下であれば、

妻は夫の扶養の範囲内です。

(妻に、所得税はかかりません)

 

 

妻の所得が、103万円を超えた場合には、

妻自身が、税金(所得税、住民税)を

支払う必要があります。

 

 

 

ここで、要確認です!!

 

旦那さまの会社自体が、

「配偶者手当」を支給している場合、

 

奥さんの収入103万円以下を

支給の対象にしていることが多いです。

 

 

よく聞くのが、奥さまの年収が103万円を

越えたら、会社からの「配偶者手当」が

カットされたという、話。

 

 

お気をつけください^^

そのほかにも、会社から、何かの

「お手当」がついているときには、

一度、支給基準を確認してみると、よいですよ。

 

 

 

 

いかがでしたか?

数字がたくさん出てきて、ややこしいですが、

 

 

個人事業主としての利益が、

年間38万円以上ある、

 

という人は、青色申告をすることが、

断然お得ということが、わかると思います。

 

 

 

次回は、こちら↓↓

個人事業主で扶養に入れるのは、いくらまで?~社会保険編~

 

 

 

今日も読んでいただき、

ありがとうございました。

 

松見悠美子でした。