お金に困った時の裏ワザ集
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貸金規制強化で「倒産増」が48%

多重債務問題の解決を目指して6月18日に完全施行される改正貸金業法について、企業の約5割が「倒産の増加」につながると懸念していることが3日、帝国データバンクの調査で明らかになった。


 調査は全国約2万社を対象に実施。「個人事業主を含めた倒産が増加すると回答した企業は48・6%に上った。「個人破産の抑制につながり、社会的にも自殺防止によい」との評価する声がある一方で、「ヤミ金融に頼らざるを得ない人が多くなる」といった“副作用”を指摘するも目立った。

 一方、貸金業法の対象となる手形割引業者や信販会社からの借り入れが「ある」と回答した企業は全体の3・7%にとどまり、85・1%の企業が、法改正による自社の資金繰りへの影響について、「ない」と回答した。

 銀行に中小企業への返済猶予を促す金融円滑化法(モラトリアム法)の効果もあり、毎月の倒産件数は減少傾向が続いている。ただ、景気が低迷している中での規制強化について、帝国データでは「セーフティーネットなどを同時に整備することが重要」と指摘している。 

 完全施行では、法律上の上限金利が引き下げられるほか、貸出総額を収入の3分の1に制限する総量規制が導入される。

闇金バブルに注意して!

 6月18日から施行される改正貸金業法に、各方面から批判が出ている。法律の施行で正規の貸金業者の大淘汰が始まり、債務者の多くが闇金に流れる危険性があるというのだ。

正規業者から闇金への“看板替え”も目立ち始めており、専門家は「債務者を救うどころか、逆に追いつめる結果になりかねない」と警告している。

改正貸金業法は、社会問題化している多重債務者を減らすため、2006年に制定。以後、段階的に施行され、来月18日に完全施行となる。

 過重債務の“元凶”とされた(1)グレーゾーン金利の撤廃(2)上限金利の引き下げ(15-20%)(3)「借入総額が年収の3分の1を超えてはならない」という総量規制――が同法のキモだ。

 これに対し、「法律の改悪だ」との声があちこちから上がっている。『2010年6の月、500万人が夜逃げする』(講談社)の著者で経済アナリストの水澤潤氏は問題点をこう指摘する。

 「06年の改正で、正規の貸金業者の数は最盛期の10分の1の4000社にまで減少しました。完全施行でさらに淘汰が進み、業者は半減するでしょう。廃業した業者が闇金に転業するケースもあり、正規業者よりも闇金業者の数が多くなる事態も想定されます」

 こうした背景もあり、闇金の手口は徐々に洗練している。

 「最近のトレンドは、破たんさせない程度に債務者からカネを搾り取るソフト闇金。総量規制にひっかかって正規業者から借りられなくなった客が手を出す事例が増えている」(警視庁関係者)

 金融庁によると、消費者金融などの利用者は全国で約1420万人(今年3月末現在)。「そのうち半数が総量規制に該当し、闇金の潜在的な“顧客”となる可能性がある」(業界関係者)という。

 中でも、最大の“被害者”となりそうなのが、専業主婦だ。

 「無収入の主婦に対する貸し出し審査が厳しくなり、金を借りるには夫の同意書が必要になる。ところが、消費者金融から借金をしている専業主婦の約4割は夫に内証で借りているといいます。夫にバレるのがイヤで闇金に手を出し、返せずに風俗へ……というパターンも増えそうです」(都内の金融業者)

 消費者金融大手6社はすでに、専業主婦への貸し出しを縮小。6月以降の新規契約は受け付けず、既存顧客にも追加貸し付けはしない方針だ。

 「低所得で、借金で自転車操業の生活を送っている人は、緊急時の生活費や医療費を借りることも難しくなる。結局、この法律で潤うのは、銀行と過払い請求で暴利を上げる法律家だけです」(

経済的なストレスは病気になりやすい・・・

「お金=幸せ」ではないということは、もはや誰もが分かっていることです。]
ですが、お金が無いことは確実にストレスになりますし、病気にもなりやすいというレポートが出ています。

アメリカでは借金に関するストレスレベルは、4年前に比べてかなり上がっているそうです。
しかも、借金に関するストレスは、以下のように健康を害する確率が高くなるというのです。


ストレスのない人に比べて、睡眠時間が少なくなる傾向が、13倍以上である。
深刻な不安を抱える状態が、7倍以上である。
他人に八つ当たりする傾向が、ほぼ7倍である。
深刻なうつ状態になる傾向が、6倍近くある。
潰瘍や消化器系の病気になる傾向が、4倍である。
心臓病や偏頭痛になる傾向が、2倍である。


こうなってくると、いくらお金=幸せではないといっても、健康のためにも、ある程度はお金を管理していく必要があるでしょう(健康のためだけでなく、普通に幸せになるためにも、いくらかのお金は必要ですよね)。

経済的なストレスを減らすには、以下の2つのことは、最低でも心掛けていきましょう。

1.計画性を持つ
経済的なストレスというのは、すなわち借金や負債のことです。稼いだ分だけお金を好きに使うのではなく、急病や、不慮の事故、突然の災害など、非常事態に備えて貯蓄したり、計画的に使いましょう。クレジットカードやローンについても、同じです。某CMでも言われているように、正に「ご利用は計画的に」です。

2.ストレスになることをしない
健康を害し不幸になるのは、借金だけではありません。お酒、タバコ、ジャンクフード、ギャンブルなど、他のストレス要因も同じです。また、他人に攻撃的な態度をとったり、人とのコミュニケーションを避けたり、浪費癖があったり、爪を噛んだりすることも、同じようにストレスフルなことです。これらネガティブなストレスに対処するのと同じように、経済的なストレスにも対処しましょう。つまり、ストレスになることをしない=借金をしないということです。

借金を作ってしまい、そのストレスで健康を害し、その治療に多額の費用が掛かって、さらに借金がかさむ...なんてこともありえるのです。こうなると、不幸の悪循環にはまってしまいますので、その前で食い止められるように、しっかりとお金と欲望をコントロールしていきましょう。
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