こんにちは。
Dr.イ・ムンウォンです。
久々に野生花の抽出作業のお知らせを致します。
最近、診療予約が増え、執筆する時間が足りず…抽出作業から少し過ぎてしまいましたがお伝えます。
この記事では、RH-2(スプレー形態の治療剤)の原料の一つである葛の花の抽出作業をご紹介します。
ご参考までに、RH-2は私が患者に直接調剤する治療薬です。 様々な脱毛症(女性脱毛、男性脱毛、円形脱毛、コロナ後遺症の脱毛、休止期脱毛など)、及び脂漏性皮膚炎、毛包炎などを治療する際に処方します。
ステロイドや抗生物質抗炎症薬などは全く使用しておりません。
純粋に野生の花、韓方薬エキスで作られています。
去る8月末に葛の花を採取し、抽出する作業を致しました。
葛の花は文字通り葛に咲く花ですが、夏には紫色の花が長く咲きます。
ただ、夏に咲く花を扱うことは、かなりの苦労と緊張感を伴います。
日の当たる場所で毎日手作業で花を拾わなければなりませんが、花びらを採るのに山で作業する必要がある時は、蛇に噛まれたり蜂に刺されたりする危険性もあり、緊張感を伴います。
葛の花はいくつかの実験論文を見ると、大きく3つの効果が期待できます。
1. 細胞成長促進効果(細胞再生促進)
2. 細胞保護効果(細胞及び遺伝子の損傷を抑制)
3.メラニン合成の正常化効果(白髪の発生を遅らせる効果)
葛の花には様々なイソフラボノイドが含まれており、このフラボノイド成分が上記のような作用をもたらします。
特に最近では、白髪の発生を遅らせるのに役立つ可能性があるという研究結果も報告されています。
ちなみに花のエキスは、使用するときに特別なノウハウが必要です。
濃度によって効果が変わり、逆の作用が現れることもあるので、どの濃度で使用するかが非常に重要です。
ですから、適切な濃度の選択と使用が重要なノウハウとなります。
イ・ムンウォン韓医院は多様で継続的な研究を通じて、最適な成分と濃度、適切な組み合わせを探究し開発しています。
今回の抽出は今後良い活用がなされるでしょう。
そして早くも2023年夏に再び葛の花が咲くのを心待ちにしております。