その間にも試合は進んでいく。
先ずは上溝南vs藤嶺藤沢。
この試合の勝者が次の相手。
練習を見る限りは上溝南の方が強いかと思えたが、実際試合になると一進一退。
上溝南が着実に点数を重ねるのに対して、藤嶺藤沢の爆発力が凄い。フルセットまでもつれるも、勝ったのは藤嶺藤沢。
次の相手が決まったので、うちの子に『今日来てるチームで、どこが強い?』と質問。
当たり前のように藤沢翔陵との答え。
『その次は?』
今回の会場には前回破れた川和もいる。
わからない。との答え。
藤嶺藤沢をかなり意識しているようだ。
ただ、相手の特性も良く見極めた模様。
相手の出方次第だが、戦い方は決まった。
そして、先程当会場最強とうちの子が即答した藤沢翔陵が登場。
相手は平塚工科を下して来た川崎北。
撃てる子が2人いてジャンプサーバーも2人。
次の試合に勝てば当たるだろう藤沢翔陵の戦力を見てみたいのでしっかりと観戦。
川崎北のサーブから試合開始。
緊張からかサーブを外し、藤沢翔陵のターン。
藤沢翔陵のサーブはジャンプサーバー。
川崎北のリベロが良く上げるが、藤沢翔陵の変幻自在の攻撃に為すすべなし。
ジャンプサーブも外さない。一気に7-0に。
その後サーブミスするが、その後もタイプの違うジャンプサーバーが続く。
リベロ良く上げるが、崩されて相手のいい形で攻撃を受けてしまう。
特徴的なツーとクイックのコンビ攻撃。
新時代のバレーの可能性を見た気がします。
川崎北で目立つのはリベロ君の活躍……
いや、サーブは全てリベロ目掛けて打っている。
他の子だと上がらないからか。
試合で練習しているのか?
川崎北もそれは分かっているようですが、全く反撃出来ずセット終了。
完全に牙を抜かれてしまいました。
そして第2セット。
藤沢翔陵は全てのメンバーを入れ替えて開始。
身体は大きいが、動きはぎこちない。
サブメンバーと下級生だろう。
特に長身の2人を育てたいんだろうな。
本来なら川崎北もこの相手ならもっと戦える戦力は有ると思うが、先のセットで完全に牙を抜かれてしまったため、相手の思うように試合をされてしまった。
さながら、ライオンが子供に狩りの仕方を教えるために傷ついたシカを子供に与えるようだ。
藤沢翔陵、来年以降もやばそうだ。
うちの子達、ライオンに立ち向かえるかな?
その前に強敵、藤嶺藤沢を倒す。
獅子の狩場の余韻の中、歴代最高クラスの戦いが始まる。
