ハリウッド女優や歌手たちが、オフィシャルな授賞式やそれに付随したパーティー出席の際に着た、同じレンタルドレスの写真は、過去にも何度かネタに使わせてもらった。 一国一城の主であるはずの彼女らにしてこれだから、露出頻度の多さでは、問題にならない我が国のテレビ業界において、ましてや局の顔となっている彼女らが、同じ服を二度と着るわけにはいかない、というのもうなずける。衣装を提供する側の、動くマネキンとしての彼女らを使う思惑（利害）とが合致して、写真のような事ことが起こるのも、その種の服の重要が年に５千着とも聞けば、当然至極のこととも思われる。
呉越が同じ舟に乗るのもむべなるかな。呉越どころか、魏も蜀も相乗りして、もはや呉越魏蜀同舟。さすがにＮＨＫは同じ船には乗らないが、すべて自前であるはずもない。衣装部からの提供品なのか？ 着る服でその人の印象も変わってくる、というか、この場合は、どの人が着るかによってその服の印象が変わってくる、というほうが、”舟” を提供した側の本音だろうけど。