昨日フジテレビが夕方の「スーパーニュース」で放映した「香川の祖母・女児3名行方不明事件」に関する件につき、著しい人権の侵害があったとの指摘が一部からあり、同局の社内コンプライアンス委員会も、報道に行きすぎがあったことを認め、今後の放映に当たっては行き過ぎのないように一段の慎重さを求める通達を各部署に指示したことが明らかになった。
この問題は、警察への連絡が発見後一時間経っていたことを質問された行方不明女児の父親である山下清さんが、報道陣の質問に激昂する場面を執拗に放送したことに寄せられていた疑義。他局のニュースでは、この場面はいずれもカットされて放映されていた。
こっらを受け、同局の今朝のワイド番組である「とくダネ！」では昨日までとは一転して慎重な報道に終始し、わずか５分あまりでこの事件に関する件は終了した。他局のワイドショーでもこの事件に関する報道がトーンダウンしているのは、同じような事情がある模様だ。 ソース