FXは、要人のたったひと言の発言に対し、
極端に反応することがあります。
この場合の要人とは、
大統領、首相、財務大臣等政府関係者、
中央銀行総裁(日本の場合は日銀)等、
経済政策・金融政策に携わる人を指します。
これらの要人は、
近い将来の金融政策の変化を
示唆する発言もします。
不要なひと言もあるかもしれません。
また、口先介入と言って、
為替相場に影響を与えるために、
言葉だけで実態のない発言をすることもあります。
そして、マーケットは、
それら要人の発言を受け、
影響や信憑性を判断し、動きます。
例えば、日銀総裁が、
「急激な円高を懸念している」と語れば、
円高にストップがかかり、円安に動き始めたりします。
昔から、
「金利為替に関わる問題で、嘘をいっても構わない」
と言われているため、
こういった口先介入は、
これからも続くでしょう。
経済指標の発表もないのに、
マーケットが突然大きく動き出したときは、
まず、要人発言を疑ってみましょう。
各FX会社のサイトのニュース欄をチェックすると、
要人の発言の中身を知ることができます。
要人発言は、特に、
マーケットが一方方向に
激しく動いているときに発生しやすい
傾向があります。
要人発言に遭遇してしまった場合は、
どうしようもありません。
いつ、重大な要人発言があっても、
対処できるようなトレーディングを
心がけるようにして下さい。
FX為替予想システムスナッチ●最適なポジションを完全ナビ!●売買プログラム付き。