インクルーシブとかいう言葉に過敏になってた時期もあったけれど、基本的には『本人にとってどうなのか』という観点でその時々の判断をしてきたつもり。
なのだけど。
その自然の流れで小学校は通常級で1年生、2年生と進級。校長先生をはじめ、担任の先生、支援員の先生にも本当に恵まれ、学習は分からないなりにも、授業へ参加している実感が持てるようにたくさん工夫して下さっていて。
このまま3年生でも大丈夫でしょう。
と、2年生の終わりに校長先生と担任と満場一致。
だったのだけど。
3年生になると担任が変わり、校長先生も変わり、勉強も難しくなり。
明らかに授業に参加できていない時間の方が長く、朝の登校渋りが続いていて。
先生だけが悪いわけではなくて、まわりの友だちの成長と、コトさんの成長差が大きく開いていることを実感したのは3年生のゴールデンウィーク頃。
宿題も難しくて、毎日仕事を終えてからコトさんのモチベーションを上げながらこなすのも辛くなり、宿題はできる日にできるところだけ、で提出したり、私が勝手に自力でできそうな宿題を作ってやったり。
そんな状況から4年生は支援級に、という選択肢が優位になってきた夏休み前。
ただ、本人にとってどうなのかということを考えた時に、本人の意思で選択したいと思い、校長先生と教頭先生の協力を得て、模擬支援級を1週間体験させてもらうことに。(知的の支援級の設置がないため、新規開設することになる)
事前に担任からクラスのみんなにもコトさんが別の部屋で勉強をする時間を持つことを伝えてもらい、1日のうち、1時間を校長先生か教頭先生と学習するというもの。
あっという間の1週間の模擬体験は、とても楽しかったようで、クラスのみんなと違う部屋で違う勉強をすることへの抵抗感なんて全くなかった様子。
夏休みに入る前に市教委に書類を提出して、冬になって決定通知が届いたのだったかな?
そして、同じタイミングでコトさんのお友だちの妹ちゃんも知的の支援級への入学を希望されていたので、今年4月晴れて支援級4年生となり、ふたりで楽しい学校生活を送っているみたい。
支援級での学習は、本人にとって本当に合理的で楽しそう。
通常級にいたからこそ、その支援が本当に合理的だと思うし、もう1年早く支援級を選択していたら良かったかもしれない、と少し後悔もある。
けれど、それはそれ。
子どもたちの次のステージを見据えて、動かねば。
