京都駅の近くで白杖を持った男性が、何処かを探している様子で歩いているのを見かけた
私、店を出た直後やったから両手塞がっていて、しかもカバンのチャック全開やったもんで、とりあえず荷物整理しながら目で追いかける
本当に道に迷っているんかな~、違うかもな~、なんて考えながら荷物まとめ終えた頃には信号を渡っていってしまい、赤になった
長い信号待ち
もう遠くに行ってしまったかもと思いながら小走りで追いかけてみる
いた!やっぱりどこかを探している!
「こんばんは、どこかお探しですか?」
「ドコモショップに行きたくて」
すぐそこにあったドコモショップ
肘を持ってもらって一緒に歩いた
道の脇、点字ブロックの上にある放置自転車
横断歩道まで進んで止まっているタクシー
ちらちら見ながら通り過ぎていくたくさんの人
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高校3年生の時、駅の改札前で同じような経験をした
迷っている様子でうろうろしている男性
一回通り過ぎたけれど、やっぱり気になって戻ってみる
でもどうしていいか分からなくて、とりあえず様子を見る
通り過ぎる人にぶつかったり、のりこし精算機にぶつかったりしている
勇気を出して聞いてみた
「どうされましたか?」
「お手洗いを探しています」
場所は分かる
でもどうやって案内すればいいのか分からない
「肘を持ってもいいですか?」
男の人が私の肘を持っている
改札に向かう人たちの視線が集まる
緊張・・・
どうしよう 恥ずかしい
いろんな気持ちが混ざったけれど、戻ってよかったって、そう思えた
でも、特別な気持ちを持っていることに違和感があった
こういうことって、別に特別なことでも何でもなくて、当たり前じゃないとあかんのや
私、福祉の勉強したいなって
その時にも感じた
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4年間、いろいろ勉強して、いろいろ感じてきたけれど
何か変わったかな
今日も、やっぱり少し緊張した
あの時と変わってないのね
今日も、やっぱり考えた
優しい地域を作りたい
まだ、どうすればいいかは分からない
あの時と変わってないのね
変わってなくて、安心して、ちょっと泣けてきた
勉強も4月からの新生活も頑張れる