最近オンライン留学をしていて、改めて歴史の面白さを真夜中に痛感しております!!歴史上の人物を扱うことを選んだ理由は、彼女たちが規制の多い時代に "いかに自分らしく自由に生きようとしたか" を共有していきたいと言う思いからでした。

まず自分の反省からお話しすると、社会人として、会社での自分の立場として、週のほとんどの時間を過ごしているうちに "私が好きな世界や大切にしたい価値観" が見えづらくなっていることに気付きました。もっと自分らしく生きる姿勢ってどんなだろうと思った私を鼓舞してくれたのは、歴史上の人物たちでした。現代よりも規制の多い時代に "自分に正直に自分らしく自由に生きようとした" 彼女らの人生を共有してきいたい。そして、現代社会を生きる私と同じ思いを持っている人たちにとっての "五感を癒す" そして "自分を取り戻せる場所" としてのサロンにしていきたいと言う思いでした。まだまだ出来ていないことだらけですが、小さな1つ1つのことの積み重ねで少しずつ理想像に近づいきたいと思っております。

 

本日から秋のランチイベントが始まりました!Jarickが今年最後となる今回のイベントは、ポンパドール夫人とルイ15世が秋の森でピクニックをする、、、と言うシチュエーションで Go To Travel 気分を味わって頂きたくスタート!まずは ”ルイ15世様式” についてのお話しをさせて頂き、ロココの世界にどっぷりと浸かって頂きます。その後いよいよランチタイムです!

そして今回の主役はこちら⇩

そう、キノコたちです!!

テーブルの上にもキノコ、プレート上にもキノコ、、、キノコ祭りのコースメニューです♬そしてロココが大好きなので、今回は2部に分けております。後半は次回の ”デユバリー夫人” の会で。彼女の時代の室内装飾品もまとめました。漫画や映画ではマリーアントワネットに対するヒール役として登場する彼女はどんな女性で、どんな人生を生きたのか、を見ていきたいと思います。

ご興味のある方はホームページからお問い合わせ下さい♬

https://www.moncaprice-mio.com

 

 

 

ここ1,2ヶ月の間、お世話になった方たちがまだお若いのにこの世から旅立って行き、何とも言えない喪失感を味わいました。大切な人たちに会えなくなると、自分のメモリーチップの要領が増えた感じがして時々心のファイルを開いて見ます。そして時折、あ〜私落ちてる、、、と思う瞬間、お気に入りの香りを嗅ぐと、、、落ち着くんですよね〜。単純なのかな私?!



アスティエ ヴィラットのグランシャレは何とも落ち着く香り。キャンドルもお香も持っていて気分で使い分けています。実は私、お香が苦手でした。お香 = お通夜みたいな感じがするし、 三半規管もやられる💦と言っていたのですが、このお香をHP Decoさんが炊いていて、何故かこの香り落ち着く〜と購入。最近70個入荷した分が即完売したそうです。このご時世、皆様それぞれが癒しの時間を大切にされているのでしょう。

ところでこの "グランシャレ" ですが、画家バルテュスの奥様、節子様がアスティエさんとコラボして生まれた香りで、彼女がバルテュスと暮らした館の名前がついています。菩提寺の香りと伺いましたが、東洋 × 西洋な、甘く懐かしい香りがします。節子さんのご著書のタイトルにもなっています↓



以前はアロマオイルがメインだったのですが、最近ハーブの香りはテラスで ”生の香り” を楽しんでいるので、部屋では "グランシャレ" に癒して貰っております。夜眠る前は考え事をしがちですが、スカーレット オハラ 方式で、"考えるのは明日" にしてひとまず "今日も1日お疲れ様💗️" と自分に言って眠る❗、、、ここ、とても大切だと思いました。良い眠り = 次の日元気、数時間後に訪れる "明日" を心地好く迎えるための睡眠、香りと共に大切にしていきたいものです。なぁんて書いていたらもう明日(笑)

 


 

芸術鑑賞に飢えていた私。どっぷり堪能させて頂きました〜!この展示会の素晴らしさはルネサンスから近代絵画までの西洋絵画の流れを一気見出来るところだと思います。昨年ロンドンに行った時にナショナルギャラリーは人もさほど多くなくゆっくりと鑑賞出来ましたが、このような大絵画展となると通常、パンダを見るかの如く人酔いしながらの鑑賞となります。が、しかし!

今回コロナ感染予防対策として時間予約制度を導入していて、けっして現地のようにゆったりと言う訳ではありませんが、絵画を鑑賞できる範囲の人混みでした。最近はルネサンスブームな私ですが、今回の展示会の中の一つのチャピター”グランドツアー”はとても楽しみでした。久しぶりのクロード・ロランやカナレットを見て18世紀にタイムトリップしつつ、最後にゴッホのひまわりを見て、この展示が終わるまで6展しかないひまわりの内2展が日本にあるんだと思うと、私達は芸術に触れる機会になんて恵まれているのだろうと、なんだかとても有り難い気持ちで会場を後にしました。

 

今日は午後からの鑑賞だったのでランチは韻松亭で。ここで不忍の池の蓮の花が揺れるのを眺めながらのランチは一瞬東京にいることを忘れるほど、ゆっくりと時が流れます。この界隈に行く時はオススメです。

これに西京漬と麩饅頭がつきます✨

 

猛暑の8月が終わり、これから少しずつ涼しくなると、芸術の秋、そして食欲の秋です♬

サロンでは両方を満たす”ルイ15世様式と秋のランチ会”を催します。皆様、是非いらして下さいね💜

先日マリーアントワネットの愛した楽園、王妃の村里(アモー) について知人と話していると、 "ターシャの世界だね。18世紀の農家暮らしをリアルタイムにしていたから" と聞き、とても興味がわいて調べてみました。

 

ターシャ・チューダー氏は絵本や料理本作家と言う認識しか無かったのですが、18世紀の農家を現代に甦らせる暮らし方をされ、"地上の楽園" と呼ばれる庭園も作られました。本だけでなくDVDも拝見したところ、道具まで18世紀の時代にこだわって暮らしている様にビックリしました。そして何よりも自分が好きな暮らしに没頭して貫いた生き方に感動しました。

 

その農村暮らしを気が向いた時だけ楽しんだのが王妃でした。アモーに宿泊することはなく、宿泊は近くにあるお気に入りの離宮、プチトリアノン宮殿でした。王皇貴族たちの間では庭園にアモーを持つことが流行していました。彼女が初めてアモーを所有した訳ではなかったのです。そう!正に本気のおままごと!!

18世紀に王妃が憧れたシンプルなの暮らし。その時代の農家の暮らしを現代に甦らせたターシャ。"地上の楽園" が時代を越えて2人を繋いでいるのかなぁ♪、、、なんて思いを馳せている今日この頃です。