私の両親は田舎の小さな町工場を建てて
事業を始め、従業員を雇い会社を経営していました。

それでも私が小学生のころは、銀行からの借金を返済していたこともあり、母親からはいつもお金がないから節約しないと。と言われていました。

ちょうどその頃に従姉妹のお姉さんのピアノの発表会へ行く機会があり、私はそこで衝撃を受けました。


私も弾けるようになりたい‼︎

母に何度もピアノを習いたいとお願いしましたが、うちにはそんなお金はない!
の一点張り。

そんな私を見かねた父が知り合いから、使わなくなった古いオルガンを譲ってもらい、私にプレゼントしてくれました。

とっても嬉しくて学校から帰ると
毎日オルガンで簡単な曲を弾いていました。

従姉妹のお姉さんが弾いていたのは
「トルコ行進曲」

私はどうしてもその曲が弾けるようになりたくて、隣町まで電車で行き、楽器屋さんで楽譜を買い、独学でオルガンでトルコ行進曲を弾けるようになりました。



さて、長女の5歳の誕生日。

それまで住んでいた団地から新築の家を建てて引越ししたこともあり、夫に頼んで
私の念願だったピアノを買ってプレゼント🎁です。
もちろんピアノの習い事も始めることになります。


もうその頃から私の娘への私物化。。。が

あったのですね悲しい悲しい