著者: 奥田 英朗  タイトル: 空中ブランコ

ホントに読書なんか楽しんでいる場合ではないのですが・・・

でも本を読むのって、

私にとっては、朝ごはんを食べるのと同じ。

やはり出来るだけ

毎日、少しでもいいから読書したい。これが本音。


そんなわけで、ようやく順番がまわってきた「空中ブランコ」。

いつ予約を入れたか、思い出せないくらいなので

おそらく半年以上、待ったと思われます。

さすがに予約を入れてから半年も経ってしまうと、読みたい!と思った情熱は

すっかり冷めてしまっています。

でも話題の一冊!ウキウキしながら、本を開きました。


読んだ感想は

・・・なんで、この本は話題になったのだろう? 


私の期待が大きすぎたのでしょうか。

短編を一つ、また一つと読むたびに「うーん」「うーん」と唸ってしまいました。

要するに、この本の面白さが

私にはよくわからないのです。


うーんと唸りつつも、最後の「女流作家」を読んだときに

ようやくこの本の面白さが、少しだけわかったような気がしました。

たぶん、どれか一つくらいは

「あー、わかるわかる」と思える、ちょっとした心の病のお話なのでしょう。

そして私の心は「女流作家」のストーリーにヒットしたようです。


昨日読み終えて、今日TVを見ていたら

なんとこの「空中ブランコ」、ドラマ化されるとのこと。タイムリーでびっくりです。

しかも主人公・伊良部先生・・・阿部寛ですか!?

私の中では、伊良部先生は「Shall we dance?」にも出ていた田口浩正さんだったんですけどね~。


本は笑えなかったのですが

ドラマだったら笑えるのでしょうか?見たいような、見たくないような・・・微妙です。